副業/独立は是なのか。

人生のゴールを誤っていませんか

一生懸命お金を稼ぐのに、いざ、お金目当てで寄って来られると虚しさを覚える。合理化や効率化が進んできているにもかかわらず、いまだに、こんなに非合理なことが起きている。なぜでしょうか。

少なからず、ゴールの設定を誤ることは誰しもには置き得ていると思います。。
結局、誰しもに承認欲求があり、頼られ愛されたい。モテたい。価値がある存在なのだと自信を持ちたい。短期的な物欲が満たされても、人から求められないと幸福感は満たされない。貢献して承認される、自分が何者かになる、価値提供できる自分になる手段に過ぎない通過点としての「稼ぐこと」をゴールとし、目先のリターンを取る意思決定をする。

そうすると、ちょっとしたお金は持っていても、自分自身の魅力が低く、自信も持てず、周りに集まる人も微妙で、面白くない人生になるということがあり得てしまう。

結局、自分の魅力度=市場価値を上げること

ということは、自分の市場価値として
・中身 (人間力、真の強さとか思考の深さ)
・外見
を磨きつつ、それを包含する信頼/ブランドを高くすることを直接的に目指すのが理にかなってるわけです。

※魅力的な人には人や仕事の機会も増え、結局お金もついてくるし、自己肯定感も上がる。更に見た目を良くすることにお金をかけられる良いスパイラルになります。
では、自分の魅力度やブランド価値を高める上で何が不可欠なのか。

この答えは、いかにコミットを絞って実力を磨き、信頼やブランドを得られる機会を増やすかだと思っています。(私はこれを「実力とブランドのわらしべ長者スパイラル」と呼んでいます。笑)

 

副業や独立が手放しで持てはやされているのでは?

個の時代。副業が解禁され、副業人口は如実に増えてきました。実績やスキルがある方は特に副業を始めたり、独立 検討しています。当社は副業が禁止なので、私も、この問いに向き合うために、副業や独立のメリットとデメリットや賛否の声を1日かけて調べたら推奨の声が圧倒的に多くて驚きました。反対の意見はかなり少なかったです。

市場価値を高めるコアを決めたら一極集中が一番

何者としてつき抜けるのかを自分の適性に合っているものを選ぶのは大変重要です。需要が大きいと報酬は高くなりやすく、好きで得意なことだと熱中して成果が出やすいため、なるべくそれぞれの要素の重なりが大きいところを選ぶと良い。

ただ、どうしたって経験してないことはわからないし、全ての職業を試すなんて無理ですから、一定、全くあわないドメインでなければ好きなことを選んでコアを見つけながら、実績やブランドを大きなPJに携わり作っていくことが生産効率上一番よくはあります。

 

※自分の価値/可能性には意外と見えないキャパを置いている

副業/独立を考えている時点でとても優秀

独立や副業を考える人は1人でもそこそこ食べていける人です。すなわち優秀なんです。
コミットもベースの能力もある優秀な人の人生の機会損失に、勝手にやきもき、悲しくなってしまうのです。

なんで、自分の可能性を決めてしまうの!涙

自分がどれだけ魅力的になれるかを、多くの人が勝手なキャパを置いていると思います。(かつての自分もそうでしたが……)独立も、個人の力で行うと、基本的には自分や小さなチームで支援できるサイズの機会にしか携われなくなってしまい、大きな責任を担うことからは遠のいていくことも多いです。だれしもリスクを取りたくないから、自分のできる範囲で支援できるクライアントとや、扱いやすい仲間と関わることを選びがち。ただ、気づかないうちに成長幅は著しく減っていたりする。

誰にでも、自分で今想像している以上の到達点が目指せる可能性があります。副業の是非も、どこまでいきたいか、どれだけ報酬や影響力つけたいかの到達点決めないと、ジャッジが出来ないですよね。
ただ、本当に本当に心の底から気をつけてほしいのは、安易に目に見える範囲、出来そうな範囲内で決めないこと。コミットあげた方が突き抜ける確率は高くなるので、本当に、勇気を出して、高い到達点設定と長期を見据えた実績やスキル作りの意思決定をしてほしいと思っています。

時間さえ投じればいつかはその道のプロになれる

前提の話として、多くの方が、自分が何者かになれるのに、そう思えていない気がします。
世によく言われることで、大体1万時間かければその道のプロになれるという論があります。

  • 1000時間の法則
    :中上級者、セミプロレベルになる

  • 1万時間の法則
    :その道の一流の人になる

【スキル習得】20時間の法則・1000時間の法則・1万時間の法則で考えるキャリア形成社会人の教養 スキルがあれば食いっぱぐれない 希少なスキルがあるほど稼げる という感じで、みんながスキルをつけたいと必死に考えています asu-yoku-laboratory.com

では、モデルケースで計算してみましょう!それぞれ、週の稼働時間から、年間の稼働時間を想定してみました。

A  週40時間稼働 副業なし (1日8時間)
・本業 40×4×12=1920時間
B 週40時間稼働 副業あり (1日7時間 週1日5時間副業)
・本業 35×4×12 =1680時間
・副業 5×4×12=240時間
C  週60時間稼働 副業なし(1日10時間 +土日併せて10時間)
・本業 60×4×12=2880時間
D  週60時間稼働 副業あり(1日10時間 +土日併せて10時間副業)
・本業 50×4×12=2400時間
・副業 10×4×12=480時間
D  週80時間稼働 副業なし (1日12時間 +土日併せて20時間稼働)
・本業 80×4×12=3840時間
E  週80時間稼働 副業あり (1日12時間 +土日併せて20時間副業)
・本業 60×4×12=2880時間
・副業 20×4×12=960時間

いかがでしょうか?

D 週80時間稼働 副業なし (1日12時間 +土日併せて20時間稼働)
・本業 80×4×12=3840時間

このケースなら、年間で3840時間のコミット。3年続ければ11520時間。余裕でその道のプロとして突き抜けられますね!

逆にEのケースだと副業で分散されるので、同じ時間で、3年休みもなく働いていても、プロの域に達しない可能性があるのです。(同じ領域や親和性のある副業ならその限りではないですが、どうせなら、本業の一つの成果ために広さや深さを足して凝縮させる方がいいのではと考えます)

突き抜ける臨界点は直前まで見えない

努力を重ねても突き抜けるまでなかなか見えないのはあります。努力をした人のみが、大きな成果を手にできることをこの曲線は表しています。このPDCAを回しながらつきつめてプロになるなら、確実に一つの目標に対して、様々な施策を行っていくのが良いと思うんです。

※三木谷曲線

普通に働き週40時間稼働なら年間1920時間。ちょっと頑張ってみて週80時間稼働で3840時間。一歩ずつと3年続けたら1万時間超えてその道のプロに。取り返しのつかない差分が生まれる。

 

 

安易な副業・独立に、ちょっと待った!

突き詰めれば勿論個人の到達点や個人の自由ですし、敢えてネガティブな側面の話をする必要が少なく、何かを始めることに否定的な意見はしにくい。だから、機会損失に目を向けられず、適切な考慮なく目先の小さな挑戦を取り、もっともっと魅力的な自分になれる機会が失われる。
だからこそ敢えて、私は、立場としてのポジショントークは抜きにして、個の成長と日本の経済を純粋に考え副業/独立のネガティブな部分についても目を向けてみようかなと思います。

どうしてリスクを負ってまで副業・独立を反対を唱えるのか

当WEINGroup/BackStageは挑戦を支援しており、副業反対を唱えることで批判される可能性も大きいのはわかっています。
勿論、挑戦のための一歩としてはポジティブに捉えたい。ですが、本来、本業に没頭すること、踏ん切りをつけて没頭できるほかの仕事を探すことで得られていた機会を失うことにもなります。

実際にあった怖い機会損失

なぜこんなに副業歓迎の雰囲気に違和感を覚えるかというと、自分は、大きな社会課題解決を目指すWEINに一極集中したからこそで、凡人で落ちこぼれだったにもかかわらず、何とかここまでこれ、大きな組織やPJに自信をもって携われる自分になれた思っているからです。周りでもそれは同じ傾向。

魅力度を上げるという観点では、私は新卒を機に自分の実力不足を痛感し、かなり取り組みやコミットを絞り、何とか人生が好転し来てたなあと思っていて、副業等、取り組みが分散されることがもてはやされる今の時代の風潮にかなり懐疑的です。

22歳まで:同期1番の落ちこぼれ

・インターンシップを緩く複数分散させて取り組むが大きな成果なし
・マーケティングのベンチャーに入社するも同期1番の落ちこぼれ
※体重的には寧ろこの頃の方が軽かったはずなのですが、姿勢や雰囲気が今と全く違うと言われます。笑

このとき、大学から新卒2年めまでの6年ほどの期間は、土日含めて朝から晩まで働くものの全然成果が出ず、当然評価もされず、ふさぎ込んでいました。
自分の実力不足を痛感し、明確に取り組むことを「事業開発」に絞りました。

 アフター 32歳 WEIN参画2年後

・最年少で事業部を立ち上げ、アンケートアプリの若年層国内1位を達成。
・顧客リサーチの課題を痛感し、当時の貯金の1000万円をすべて投じ、“株式会社まーけっち”を創業。 大手企業・国家機関・スタートアップなど100社以上の支援を行い、講演実績も多数。
・2021年より、ブレイキングダウンなども担うWEIN Group/株式会社BackStageのCHRO(最高人材責任者)に就任。

やや強そうなキャリア・・!笑

今は、正直、平均の同世代よりはかなり報酬も高く、仕事では100億円のファンド、ブレイキングダウンやファンだったレペゼンさんのライブ配信、3Dの市場を取りにいくなど、素敵な仲間と面白い取り組みに携わりながら、自分も周りも急成長していく日々です。プライベートでも、自分の思考の深さや配慮できる力など、人間力が改善され、支えになってくれる方も増えてきました。(昔は傍若無人気味で、心を許せる人がいませんでした涙)正直これからの自分が楽しみです。

※どんな過程で変貌を遂げていったかはこの記事にありますw

副業反対の理由まとめます! 

前置きがだいぶ長くなりました・・
副業や独立など、個人で仕事を行うことのメリットは良く語られるので、敢えてネガティブな面にもめを 向けて考慮に入れたうえで取り組みや時間の使い方を選んでほしく、今回は特に副業に焦点をあててデメリットを整理してみました。

あくまで会社の考えではなくて個人の見解です。もちろん全てのケースであてはまるわけではないことはご容赦ください。
(最後に副業や独立のOKパターンを記載しています)

前提① 個人での取り組みでは大きなインパクトが出せない

まず、前提として、力を合わせたほうが生産効率は上がります。大きな組織の方が生産性(一人当たり利益)が高く出来るのは、育成や採用、生産やマーケなどあらゆる面で効率化ができるからですよね。

マクロな経済合理性からみて、個々で取り組みが分散されることは本当に日本の国力の増加に繋がるのかなという疑問が強いです。

個々人がばらばらだと、どんなに頑張ってもジェット飛行機はつくれないし、キーエンスは一人当たり利益が国内でもトップレベル高いが、それは組織として分業や役割分担が徹底されているからだと思います。

前提②突き抜けた実力やブランドが出来るまではそれにフォーカスせよ

基本的には副業をする余力があるのであれば現場に専念してそこで大きな実績を成果を出した方が人生を彩りにあふれ楽しいものにする上でも、得られる報酬を最大にする上でも、効率が良い。

この点を下記の記事にも詳しく書かせていただきましたが、「自分はこの業界やジャンルでいち番になる」とか、「この界隈の第一人者」とかある程度実績をつけ自分にブランド価値がついてから副業など取り組みを分散させる方が圧倒的に効率が良いと思います。

https://note.com/shion_yamanaka/n/nbf22917685e2

副業のデメリット7つ

□副業のデメリット① 実力/実績がつきにくい

副業とはいえ、業務です。前述のように確固たる能力があると見込める人に切り分けた範囲での業務を渡す事はできますが、まだそこまででもない人には渡せる業務でまた、切り分けやすい範囲の仕事において大きな成長する事は難しいのではないでしょうか。

成長に不可欠なのは、大きな責任責任範囲ですが、副業で時間よコミットを続ける期間が定かではない人に重要な仕事を任せる事はもっともなプロフェッショナルであれば絶対にしません。

これが、長期での就業を約束した社内の人間であれば、話は違ってきます。しっかりコミットし続けてくれる可能性が高い人であれば、成長のための投資として、まだ確固たる能力や実績がなくても、大きな責任範囲を任せる事はできます。裏を返すと、副業でいつまで働いてくれるかわからない人に重要の良い夢を渡すことができないため、薄い関わりの店副業で大きな成長や実績を得られる可能性は非常に少ないといえます。

 

副業のデメリット② 成長が止まる 

副業は新しい機会が得られ、挑戦のチャンスと思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

上記の①とも紐づきますが、上記からわかるように副業は今持ってている能力の切り売りであり、副業を通じて、大きな成長を得る事は大変に難しいのではないかと考えます。これは独立やフリーランスにも言えることです。また、1副業のような薄い関わりでもオフ依頼が成り立つような仕事は、ある程度業務のフローや、アウトプットの定義が固まっているものでないといけないため、事業を推進するだとか意思決定が必要のような上流で抽象度の高い仕事は依頼しにくいですし、うまくいきにくいです。

また、成果が見込めるから報酬を払って依頼されるわけなので、個人の成長のために期待値を込めた依頼はしにくいし、細かいFBを貰えないことも多いです。

特に、新規事業の立ち上げの場合、何を行えば成果が出るのかもわかっていないなかで、ちょっとした工数の割き方で本当に大きな貢献価値を創出できるかは激しくダウトです。報酬設定もアウトプットやコミットの定義をしっかり切り分けられないといけないため、期待値ギャップが生まれやすく一方が不満を持ち、うまくいかないケースがほとんどのように見受けられます。

副業のデメリット③ 独自でブランドを作る難易度がめちゃくちゃ高い

※前提:一つだけでも突き抜けたブランドをつけたほうがお得

そこそこになれるノウハウは安価に、なんなら無償でどこでも手に入る時代になりました。そこで大事なのは実行です。突き抜け、ブランドを確立するまでやり切ること。

例えば、一度、コミットや努力を集中させ、大きな結果を出せば、業界でも名前が知れ渡ります。そうするとあの会社のあのプロジェクトを成功させた〇〇さんが手伝ってくれるとなると副業の場合でも単価は何倍にもなりますよね。1つ極めた人の所には様々な大きいプロジェクトの相談が来る可能性も増え自分が興味のある、または取り組む意義があると思える仕事に出会える可能性を高めるでしょう。

個人だとブランドの力を借りにくい

他の人やチームのブランドを借りて少しづつ階段を登って自分のブランド価値を高めるためには、自分よりブランド価値が高い取り組みに携わる必要があるので、これも一極集中して、そのブランド価値の恩恵の受ける幅を最大にすべきです。逆に自分だけでブランドを作るなら、商品やサービスを良くするしかないため、大量の人かお金が必要なことが多いはず。

自身にブランド価値をつけろと言う主張で有名の田端さんは、ご自身のブログではNTTデータでの新入社員時代の田端氏が苦悩しながら入社2年目にリクルートへ転職し、徐々に市場価値を高める過程を記載してます。田端信太郎さんのキャリア相談はいまや60分78000円。数々の名だたる企業のコンサルや支援をしているそうです。ブランド人として有名な田端さん、さすがすごいですね。

※TABLOG:10年前のとある新入社員が初めての転職を決意するまで – livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50669630.html

田端と1:1でキャリア相談60分@ZOOMビデオ会議 | MOSH NTTデータような大企業から、リクルート、ライブドア、上場前後のLINE、ZOZO、そしてVOGUE/GQ/WIREDを運 t.co

この例は少し極端ではありますが、ブランドや知名度がないうちからキャリアコンサルをしていたらどうなっていたでしょうか。大きな相談やプロジェクトもなく、市場価値を上げていくのは難しくなってしまっていたのではないでしょうか。

リ〇ルートやキー〇ンス出身の方もいつまでも看板をつかっていたりもしますよね…。看板屋ブランドをうまく使って自分のコアを伸ばしていくのは大変賢い生き方だなと思います。

□副業のデメリット④ たいして稼げない

たしかに、短期の報酬は得られます。ただ、少額をアドオンできても、限られた稼働時間や取り組みの中で、報酬を高めていくのはかなり難易度が高そうです。先の話とも重複しますが、個人で切り分けてできる取り組みは限られます。
個別のスキルのプロフェッショナルとして得られる報酬は国内だと1500-3000万円レンジが多いですが、大きな組織の役員以上だとそれ以上莫大な報酬を得ていたり、すごい金額の経費枠や株式リターンで数億円以上使えるようになったりします。

副業に限らず、前述のロジックと同じで、確固たる実績がないうちは特に、単価が高い仕事は見込めず、
株式会社ビズヒッツさんの副業経験者1000人への調査でも、副業は増加ながらも、金額は多くが3万円未満という結果がわかっています。副業で稼ぐのも決して楽ではなく、短期の報酬増が長期の大きな報酬増を阻害していないかはよく考えてみてほしいです。

【働き方改革・実態調査】副業している1000人に聞いた収入事情と満足度
https://www.money-book.jp/money-research5

□副業のデメリット⑤ 大きな貢献価値を見込めない

本当に困っている人にほど生半可な実力と関わり方では力になれない

友達が困ってるから副業したい場合、短期的にはその友達は助かるかもしれません。しかし、難易度の高い新規事業や苦境で、手助けする人側への対価がいうみだせなければ、持続的にお互い続くわけではないし、その時間があれば本業に活かしてめちゃくちゃ実力を上げるとか、本当に力になりそうな人を紹介するとか、自身で稼いでその時に返済ない感じでお金あげる方が助かるのではないでしょうか。

本業にコミットできないなら→今すぐ転職したら?

やりたい事がなければ作ればいいと思うし、会社でやったことない事業だとしても会社に交渉して、やればいいのにと思います。そして、本当になりたい事があれば辞めて立ち上げればいい

□副業のデメリット⑥機会が広がっても、リスクヘッジにはならない

一つの会社や取り組みだと得られるスキルや実績が偏るのではないか。それはその通りです。
ただ、AIにとってかわられる時代、中途半端なスキルが増えても、自動化による競争性激化から価値はどんどん減価していきます。漠然と不安になり機会をふやしたくなる気持ちもわかるのですが、そこそこニーズのあるスキルや分野で突き抜けた実績があれば安心です。明確に決められないのなら、つべこべ言わずに軸を作るといったん決めて実績を作り切った方が良いのではないでしょうか。

副業のデメリット⑦ 本業での成長も妨げる

副業によって本業のコミット時間が減るのは勿論、副業で中途半端に収入が合ったり承認欲求が満たされてしまうと、それが意識しなくてもどこかで「自分にはこの道があるし」と潜在化の甘えや逃げに繋がってしまい、本業に真剣に取り組むことや、逆境に向き合うことを妨げてしまうのです。
これは意外と大きくて、成長の機会と思っている取り組みが人生の見えない大きいな機会損失になっていることがあります。

挑戦に見える選択が実は未来を狭める可能性も

というわけで、短期の報酬の為なら良いですが長期では効率悪く、可能性を広げるようでいて逆に、突き抜ける活躍の可能性を狭めるのではなかろうかと。なぜなら、確実に、早いうちに一極集中して実績を作った方が効率的ですし、逆に転職を繰り返したり、中途半端なコミットで長期間副業するのは良くないと強く思っています。
独立の場合も、最初は個人や数人からの場合、提供できる価値や支援先のインパクトも大きくなりにくく、また複数支援し分散しがちになります。

深さを作る前に広げてしまうクセがつたら、
あなたの人生や人間力は一生薄いままで終わります。

※副業でコミットが分散される弊害
何度でも言います。※※この資料の深さの話がとても好き。

 

副業/独立のデメリットを避けるには?

副業を絶対するなというわけでは全くありません。コアな自信の価値や到達点を決めるため&上る為の副業であれば寧ろ良いかなと思っています。だらだらと中途半端に副業をしたり、自分のキャパの中での独立やフリーランス活動で、支援先のクライアントが分散されることが続かないように、到達点や極めたい道のコアを決めてそのための意思決定と出来れば問題ないと思います。

絞れないのは自信がないから

退路を断つって本当に重要だなって、自分が30歳過ぎてやっと少しずつ断ってみてかなり実感します。副業するとか、広げたくなる人って、自分で突き抜けられる軸がない、または作れるか不安で、保険を掛けたくなる心理がかなりあるなあと。ただ、それは言い訳を作り、実力や自信をつけることを阻害します。自信がないときこそ一つのことに絞ってやり切ってみたほうが長期的に良いと強く思います。

副業/独立OKパターン

副業や独立も推奨できる場合としては次があげられます。
・次の挑戦の吟味やステップのための副業
・自分の大きな実績やブランドに繋がる副業(縁や偶然が重なると起きる)
・自分の大きな挑戦や実績になる独立(仲間が多いか、資金調達できたり、責任や影響力の範囲やを自分で広げていける場合)
社内外どっちだって、自分がどんなコア価値を作るか、そのコミットを最大化できるかが最重要でそれが叶う環境に身を置くのが良いですよね!

 

会社側はどうしたら?副業は禁止すべき?

個人の成長や実力をつけるために副業をしない方が良いし、そうやって自分に実力や実績がある人、それを本気で作りながら一つのビジョンにコミットする人が多い組織の方が成長する確率が高そうです。会社が成長すれば、個人への報酬の還元もよりできるようになるため、副業を禁止して、強い組織や成長基盤を作っていくのは成長戦略上必要なことだと考えます。

ただ、正直、会社側が副業を禁止しなくても、個人が自らそのコミットを選び、社会でも活躍してくれることが理想なのかなとも考えます。ただ、そんな状態になるには、会社の成長性や取り組む社会的意義、ブランドなど多くの要素が必要で、コアの組織基盤を強固にするフェーズでは、副業を禁止することもあり得ると思います。組織が成長し、組織にブランドがついたほうが、中のメンバーにも還元がされますからね、難しいですが。。

そのため、個人的にも、会社が強制しなくても、皆がコミット全集中組織にはしていきたいなと強く思っています。

コミットを絞ってみたケース

実際に、当社の、実際にコミットを絞ってみたケースをご紹介します。

〇木幡涼真君

・色んな企業の支援をしているけど、敢えて一つ(できればWEINのこと)に絞った理由
・一つの取り組みや実績にフォーカスして得られたこと、そうしなかったら失っていたもの(今の自分がどうなっていたか)

1つの取り組みに集中すること、僕の場合、WEINの仕事に集中することで得られたことは退路を断つことで、目の前の仕事への本気度が上がり、結果的にパフォーマンスや周囲の評価が改善したことです。

僕は大学3年の春に入社しました。当初は最悪WEINで合わなければ、王道ルートの就職に戻れば良いと甘い考えもありました。夏が過ぎ、周囲の学生同様王道の就活ルートに戻るなら最後のチャンスだという時期に差しかかった時、WEINで働き続けるか否かが大手就職における新卒カードを利用できるか否かに大きく関わることを一層意識しはじめ、迷いが生じ、WEINで働きつつ、空いた時間を見つけて別の会社のインターンや選考に参加するようになりました。結論これは、愚策で、当然リソースが分散することで、仕事のパフォーマンスは落ちましたし、上手く選考を進んだ会社があってもそこに懸けているわけでもないので、さほど本気度が上がらない状況に陥ります。加えて、社内やパートナーの会社で、仕事ができる人、逆にストレートに書くとしょっ中同じ失敗をして怒られる人の特徴を考えた時、後者の人は、「最悪他の会社にいけばやっていけるし」と目前のパフォーマンスは棚に置いて、何かあったら外に行けば良いと口を揃えて話していることに気づいたのです。

こうした経験や気づきを踏まえ、「自分がこれだ」と選択した会社で退路をたって集中しないと、仕事の実力や周りからの評価や信頼は上がらないのだなと実感しました。実際、会社にコミットを決めてからは、大企業に行った世界線と比して、WEINを選択した世界線を後悔したくないと仕事への熱意も上がりましたし、大企業ではおそらく若いうちに出会えない仕事の機会やクライアントに出会う度に、学べることを最大化したいと考えるようになりました。

それに伴い、周囲の評価も依然として課題は多いものの、上がりはじめ、主観的にも客観的にも、仕事から得られるものが大きくなりました。

冒頭の言葉を繰り返しますが、WEINの仕事に集中することで、退路を断ち、目の前の仕事への本気度が上がり、結果的にパフォーマンスや周囲の評価が改善したことが1つの取り組みへの集中を通じて得られたものです

〇水野君

水野君は、学生時代いくつかインターンをウサギのように渡り歩いていましたが、覚悟を決めてWEINに絞りました。最初は普通でしたがみるみる成長し、今は社内でも随一のPJを率いています。得られたことは下記だと思っています。

  • 大きな仕事を任されやすくなった

  • コミット量が上がることでより難易度が高く時間のかかるプロジェクトにアサインがされやすくなったこと。会社としても自分の成長への投資対効果が上がると感じてもらうことで任される範囲が広くなった

  • 一つのことに時間を集中することで、自分の仕事スキルや価値が上がりやすくなったこと

  • キャリアに対する迷いがなくなったこと

  • あれもこれもと手を出すのではなく、今の会社にコミットすることが自分の一番の成長につながると思えることで、余計な迷いがなくなる他社への誘惑などに気を取られなくなること

  • 中途半端なスキルしかつかず、タグがあまりつかない人になっていたかもしれない

■Chapter5 成長環境ケース

WEIN Groupはファンドや学生のコミュニティなどの基盤を持ち、またブレイキングダウンを成功させたBack Stageでの著名な芸能人・インフルエンサーとの共同プロジェクト、3Dホログラムの企業の買収など、様々な面白い事業を行い&投資をすでに行っています。これからもどんどん増やしていきます=成長した先にもどんどん事業やポジションがあるため自分が突き詰めたい分野での抜躍が望めるところは、心から推しポイントです。

また、高い目標や事業の急成長を成し遂げるために強い組織とカルチャーを構築しています。

■WEINのビジョンとカルチャー

WEINが成長環境であることは伝わっていただけたでしょうか?

共感いただける豪華な先輩(起業家やキャリアのプロフェッショナル)を集めてこんなイベントも開催。※コラボいただける方是非DMください!
【上位1%の人材になる選択 〜同世代の人に圧倒的な差をつける環境とは〜

【上位1%の人材になる選択 〜同世代の人に圧倒的な差をつける環境とは〜】2days ◆【上位1%の人材になる選択 ~同世代に人に圧倒的な差をつける環境とは〜」】2days◆ 【イベントについて】サイバーエ peatix.com

少しでもご興味を持ってくださった方は、下記から是非ぜひご応募ください。(募集職種はこちら。 オープンポジションもあるので気軽に遊びに来てください!!)

https://wein.co.jp/recruit/

サイトのコンテンツなどもこれからどんどん更新予定で、実際の取り組みなど詳細をまだ掲載出来てない為、ご質問などもお気兼ねなくご連絡ください!DMはこちらまで。

Meetyも公開しています。
WEIN自体には興味がなくても育成や組織構築について私と話してもいいよという人は是非お気軽に!笑

長文にお付き合いいただき本当にありがとうございました。ここまでしっかり読んでくれたあなたは本当に温かくて成長意欲も高い素敵な方なのだと思います。いつかどこかでお会い出来たら嬉しいです。

山中思温 2023年3月3日

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