フリーランス・副業人材活用と採用基準!マーケティング人材不足を解消

少子高齢化の影響で労働人口減少が進行しており、大企業も含め人材不足が全国的に問題となっています。名前のある企業なら働き手がたくさん集まりますが、ほとんどの企業はそういかず、そもそもリクルートにそれほど予算を割けないという場合が多いと思います。またせっかく正社員として採用したけど思ったような成果を出してくれない、すぐにやめられてしまったなど企業の採用に対する課題は非常に多いです。

そんな中「フリーランス」という働き方、人材がIT業界を中心に注目を浴びています。終身雇用・年功序列制度が崩壊しIT化が進んだ今、フリーランスというものを知らないまま中小企業が成長していくチャンスは見込めません。今回はそんなフリーランスの活用と採用について、20社以上の顧問先を持つ危機管理コンサルタントの石川裕也様の話も含めて詳しく解説していきます。

石川裕也
危機管理コンサルタント 石川裕也氏

行政書士、宅建士、知的財産管理技能士、個人情報保護士などを保有し、
本質的なリスク管理や経営支援を担い、数々の企業の経営危機を救う。顧問実績は●社で、上場支援経験も多数。
学校法人、社会福祉法人、宗教法人の役員や監査、上場会社の不正調査経験、M&A、不動産仲介、 音楽事務所やNPOの運営と、活躍の幅の広さには定評がある。

 

 

あなたの事業はなぜ失敗するのか?

事業推進の失敗要因①:そもそも戦略が立てられていない

事業づくりにおいて戦略は必要不可欠なものですが、なかには戦略を重視していない人もいます。

例えば、飲食や美容業界は、現場たたき上げの方がそのまま経営層になりやすいです。そういった人たちは接客など現場の仕事には強いが、経営スキルが高くないケースがあります。

自分の得意な範囲だけを考えて、事業を回しているということです。確かに、自分のスキルセットから事業を選んでいるのは正解ですが、それだけでは成果を出すのは難しいでしょう。

例えばラーメン屋を開業する場合、とにかくコストをかけずスタートできるように、既存の店舗を安易に引き継ごうとする人がいます。戦略もなく「何となく楽そうだから」ぐらいにしか考えられていないのです。そもそも、「戦略」というワードすらピンときていないのかもしれません。「稼働時間がこれくらいで、原材料がいくらで、お店の前には1日何人歩くのか、周囲にどれくらい人が住んでいるのか」などを、細かくリサーチしている人は少ないのではないでしょう。

勢いで「やりたいからやる」のは大事だけれども、周りの人に相談することも重要です。協力者を仲間に入れておけば、事業推進の戦略づくりでつまずくことはないです。

いきなりアドバイスするのは詐欺師?!

事業の成功や失敗はいろいろと複雑な要素が絡むものなのに背景理解がないままに、解像度の高い具体的なアドバイスや提言をする人は気を付けた方が良いです。

ではどんな人を味方につけたらよいかというと、実際に自分がやろうとしている事業を過去にやっていた人や知っている人に聞くしかありません。自分が何を知っているか・何のスキルがあるかよりも、誰を知っているか・誰と付き合っているかの方が重要度は高いのです。

成功している人、現場を知って事業推進の戦略を立てられている人をそばに置くべきでしょう。

 

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事業推進の失敗要因②:適切に依頼・受注するスキルがない

戦略を立てたあとに起こりやすい問題は「なんでこれやるの?」という目的が伝達できていないことが非常に多いということです。これは相性の問題もありますが、例えばストレートに物を言う人と、言わない人がマッチした場合、依頼側と受注側の言い分が全然違うといった場合です。依頼側が「依頼内容と成果物が全然違う」といっても、受注側から「でもあなたはこう言ったじゃないか」という問題が起きやすいのです。

これは、事業の目的や、どんな課題をクリアしたいのかを細かく確認せず、「何を成果物に作ったらいいのか」だけしか聞いていないから起きる問題です。理想は、受注側にはヒアリングスキルの高い人と責任者、依頼側にはプレゼンスキルが高い人と責任者がそれぞれいる体制でしょう。依頼の背景にある理念や目的、事業背景をくみ取り、「翻訳」するスキルのある人が必要です。これは対外的だけではなく、社内での調整にも通じるケースです。

たとえば、違う部署に「これお願い」というときの「これ」も依頼ですが、社内でやるべきことが整理されていてば「これ」だけでもやることがわかり、実行できます。

プライベートで言えば、友だちに「お茶しよう」って誘うとき、必ずしも日本茶を飲まないですよね。「お茶しよう」は何か飲み物を飲みながらおしゃべりしようという話です。そういう共通言語が、依頼・受注側で違っていることがあります。

そこを理解できていないから、うまくいかないことは本当に多いのです。文化・慣習の違いがあることを把握したうえで、依頼することが重要です。

情報のキャッチ・発信を丁寧に意識してできる人がいると、事業推進の戦略立案でも、受発注でも強いです。「自分のやることはこれだけ」ではなく、「これをやるために必要なことを、背景も含めてチェックする」スタンスが大事です。

事業推進の失敗要因③:最適なスキルを持つ人材を見つけられない

これは事業推進をする上で最も難しい問題と言っても過言ではないでしょう。求人に高い費用をかけているけどなかなか良い人が見つからない。

これはよっぽどの大企業でない限り、起こりうる問題です。今回はこの「求人」について、近年注目を浴びている「フリーランスの活用と採用」を軸に考えていきたいと思います!

 

 

フリーランスが近年注目されている背景

2019年7月24日に内閣府により発表された分析・レポートではフリーランス(副業も含む)の人口を306万人~341万人としています。フリーランスが増えた理由としてさまざま考えられますが主には以下が考えられます。

 

フリーランス支援のサービスの登場

フリーランスの社会的認知は年々高くなってきており、支援するためのさまざまなサービスが登場しています。個人では技術はあっても、営業が苦手な方で仕事を獲得できないという方でもエージェントを使うことにより安心してフリーランスになることができるのです。またフリーランスの認知が増えた理由としては、SNS、ブログなどの個人が発信できる媒体の登場によりフリーランス活動を発信する人が増えたことが考えられます。

 

労働環境の変化

フリーランスは会社勤めとはことなり、納期までなら好きな時間に好きな場所で仕事をすることが可能です。ただ自制心がなく、自宅ではどうしても作業ができない、だらけてしまうというという理由でフリーランスに踏み込めない人も一定数います。そんな人のために近年都市部を中心にコワーキングスペースという作業場やフリーランスの人へのイベントを提供する企業が増えてきています。それにより、フリーランス同士での交流も増え「孤独になるんではないか」など不安がなくなり、増加につながっています。

 

政府による副業の促進

2018年は政府の発表により副業が大々的に認められ「副業元年」となりました。これによりこれまで副業を禁止していた企業も解禁し、副業をするサラリーマンが増えました。副業である程度成果が出るようになってきたら、そのままフリーランサーとして独立する人も少なくありません。働き方改革の注目もあり、フリーランスや副業は時代の流れに乗りその人口が増え続けているのです。

 

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新卒・中途採用でミスマッチングが起きるわけ

適切なスキル持つ人材を見つけられない

就職・転職活動において経歴や自分のスキルを持ってしまうことが誰しもあることです。

採用側もそれを見抜けないまま採用した結果、ものすごいズレに繋がってしまうのです。特に中途採用などではよく起こることです。

履歴書や職務経歴書はあくまで参考程度にという意識を持ったほうが良く、企業としては必要な人材・スキルをちゃんと定義できているか、人材を求める部署と、人事がタッグを組んでちゃんと採用活動ができているかがポイントです。

 

求人で良いことだけを伝えている

これも非常に起こるミスマッチの原因です。経歴による齟齬はある程度防ぎようのないことですが、求人情報によるミスマッチは企業側の責任が大きいので対策しなければいけません。募集では「とりあえず多くの人を集めたい」という気持ちから、良い面を前面に押し出していくのは問題ないのですが、きちんと面接時には一方的な説明にならないように、双方のコミュニケーションをとる必要があります。「正直に書くと募集がこなそうで怖い」と考えている方が多いかと思いますが、ミスマッチによる早期退職は会社にとって非常にダメージの大きいものなので慎重に採用活動を行っていく必要があります。

 

原因を突き止め、これらの対策をしたとしてもミスマッチを100%防ぐことは不可能です。

 

それでは次に企業がフリーランスを雇うメリット・デメリットを紹介します。

 

デザイン経営

フリーランスを雇うメリット・デメリット

フリーランスを雇うメリット

休日、祝日関係なく仕事を発注できる

普通の正社員とは違い、フリーランスには休日、祝日といった概念はありません。自分の気分で休み、仕事したいときにするといった具合で調整が可能です。プロジェクトにおいて重要な人が抜けてしまったといった場合には、急遽でもフリーランスをいれることは可能です。正式な雇用手続きがいなないのでスピードが大事なプロジェクトにおいては即戦力になります。

契約を自由に解除できる

これはフリーランスを雇う最大のメリットになります。正社員やアルバイトは企業と雇用契約を結んでいる以上簡単には解雇ができません。しかしフリーランスは業務委託契約で結ばれているため労働関係法令の適用外となり、使えないと思ったり必要ないと感じたら自由に契約を解除できます。必要な人材を必要なときだけ動員できるということです。

 

スキルが高い人が多い

フリーランスは自分のスキルのみで生計をたたているため、非常にスキルが高い人が多いです。「もしうまくいかなかったら次の仕事はない」という危機感をもって仕事に取り組むため高いパフォーマンスが発揮され、企業とフリーランスがWin-Winの関係で結ばれています。また、そうしたスキルが高い人がプロジェクトに入ることによって、内部の人間も刺激され良い会社づくりにつながることもあります。

 

総合的に考えるとコストが低い

コストを抑えるためにフリーランスに外注しているといえば元も子もないですが、総合的に考えると外注はコストが低いです。新卒採用などは研修期間や戦力にならない期間も給料を払い続けなければいけませんが、フリーランスは高単価といってもスポット的に参画してもらえるのでコストが低くなります。

また経験を積みたいというフリーランスの人は非常に多く、法人に頼めば10万円かかるものもフリーランスに頼めば1万円で済んだという話はよく聞きます。資金力のない企業こそ使うべき人材なのです。

 

ここまで読むとフリーランスを雇うことは良いことづくめだと感じるかもしれませんが、少なからずデメリットも存在します。

 

フリーランスを雇うデメリット

 

フリーランスを探すのに苦労する

フリーランスは自分のWEBサイトなどを作らずに自分から直で仕事をもらいにいく、または既存の取引相手から仕事をもらい続ける方が多いです。そのためGoogleなどの検索サイトで調べても、法人のHPばかりでてきて、有能なフリーランスにたどり着けないことがほとんどです。ただ最近ではレバテックなどのフリーランスエージェントが数多く存在し、このデメリットは消えつつあります。しかし、エージェントを使うと余計にコストがかかってしまい、やはり直接フリーランスと契約を結ぶことが望まれます。

 

会社に対するロイヤリティが低い

新卒で企業に入ってくる社員は会社に対するロイヤリティが高く、上司に認められたいなどの理由で一生懸命働きます。これは新卒社員を雇う最大のメリットですが、一方フリーランスは自分の利益のためだけを考えているので、会社に対するロイヤリティが全くなく、長期的な事業の向上を望んでいません。これにより上がってきた成果物が長期的な目でみるとかえって不利益をもたらすこともあります。特にエンジニアなどの技術職は今後のメンテナンスを含めて外注する必要があります。

 

急に飛ばれる可能性がある

これはロイヤリティの低さから発生する問題ですが、フリーランスは従業員に比べて急にプロジェクトから消える可能性が高いです。私自身外注で多くの人に業務を委託しましたが、数名ほど急に連絡がつかなくなった方がいます。なので本当に重要なプロジェクトは社員に頼む、また本当に信頼している人に外注するようにしましょう。

 

プロモーション戦略

 

フリーランスの採用の方法・ポイント

それでは質の高いフリーランスをどのように見つければよいでしょうか?具体的なサービス、契約した後のロイヤリティの高め方も加えて紹介していきます。

 

SNSを利用する

友達との繋がりのみでなく、ビジネスとしてSNSを利用しているフリーランスの方は多くいます。SNSはその人の人となりを詳しく見ることができ、スキル以前にビジネスを一緒にやっていけるかなども判断できます。特にFacebook上でつながっていれば、個人情報などが分かるため逃げられる可能性を少しでも低くできます。SNSは無料ででき、最近では採用のためのツールとして使っている企業が多くあります。

 

クラウドソーシング クラウドワークス、ランサーズを利用する

これらのサービスを使うことにより低単価で多くの案件を振ることが可能です。ただメリットが大きい反面、仕事ではなく副業としてお小遣い稼ぎをしている人や実績作りとして仕事を受注している人がほとんどのクオリティは担保されていません。あくまで、単純なタスクのみを外注するようにしましょう。

 

ビジネスマッチングアプリを使う

フリーランスの探し方として、ビジネスマッチングアプリはかなりおすすめです。エージェントを使いフリーランスを探すと、仕事をしていく上で重要なその人の性格や考え方はわかりませんが、ビジネスマッチングアプリはTwitterやFacebookなどのSNSと似た性質をもっており、経歴やスキルのみでなくそういったこともある程度理解することができます。気軽に多くの人に繋がることができるのが特徴です。有名なものとして「yenta」「LinkedIn」「Wantedly」などがあります。

 

フリーランス・副業プラットフォーム

具体的にはレバテック、Bizlinkなどが有名なサービスです。これらはフリーランスをしている方なら知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名なサービスです。システムエンジニア、インフラエンジニア、PM、デザイナーなどのIT系技術職のフリーランスが多く在籍しています。これらのサービスが提案するのは、成果物の完成を目的とする請負契約型でのフリーランスではなく、課題解決や実装などの業務を遂行する柔軟性の高いフリーランスです。

・チームに参画できるためコミュニケーションが取りやすい

・課題の解決から依頼できる

・細かい指示がなくても開発を進められる

・状況の変化に柔軟に対応しながら進められる

とった特徴があり、コミュニケーション不足による齟齬がおこりにくくなっています。優秀な技術職フリーランスを探している方には非常におすすめなサービスになっています。

 

顧問をお探しの方

エンジニアなどIT関係のサービスに比べると、フリーランスの顧問を探すのは大変です。有名なサービスとしてはマイナビ顧問、KENJINSなどのサービスがおすすめです。特にKENJINSでは両者の直接対話を重視しているため、運営元の中抜き無しにダイレクトにできます。クラウドソーシングサイトや顧問紹介会社の場合、仲介会社が間に入り極端な中間マージンを得る仕組みになっているのでかなりおすすめなサービスになっています。

 

いづれにせよ、フリーランスを雇う際は

・重要なプロジェクト→個人の実績や経歴、人となりがよく理解した状態で委託する

・重要でないプロジェクト→できるだけ安価に効率よく仕事を委託する

という考え方が重要です。「できるだけ安く済ませたい」という気持ちが先行しすぎて、かえってコストがかかってしまってはフリーランスに委託する意味がありません。

 

 

委託後のロイヤリティの高め方

フリーランスといっても、ドライ対応を続けていては長期的にWin-Winな関係は築けません。業務委託といっても、それは人と人の関係の上に成り立つものです。うまくフリーランスとの付き合い方について紹介します。

 

成果物に対して適宜褒める

フリーランスはお金のために働いているといっても、やはり褒められるとうれしいものです。それがやる気に繋がり「次はもっともっと頑張ろう」と思え、企業へのメリットも大きいです。メッセージのやりとり自体煩わしいものですが、簡単にできることなのでやってみる価値は十分にあります。

 

会社の食事会などに誘う

これは賛否両論あるかと思いますが、相手を見極め誘ってみるのも良い施策です。業務委託という性質上どうしても企業とフリーランスの関係は希薄になりますが、一度でもビジネス以外の付き合いがあればロイヤリティは一気にあがり、責任感が増します。ただ人付き合いが嫌だからフリーランスになったという方も一定数いるので注意が必要です。

 

定期的にビデオ通話を通してタスクを確認する

これは褒めると同様に気軽にできて、簡単にロイヤリティを高める方法です。また、文字でタスクを伝えるよりもお互いの工数をかけずに情報を共有できます。

 

少しずつ給与をあげていく

これは正直フリーランスからすると最もうれしいことで、やる気があがります。それ自体嬉しいことではありますが、同時に「認められた」という感情になり、次の仕事へのモチベーションアップにもつながります。コストのかかることですが、長期的な関係を築いていくには必要不可欠なことです。

 

どうだったでしょうか?新卒・中途・バイトの採用でもフリーランスへの委託でもそれぞれ多くの良い面、悪い面が存在することを理解できたかと思います。フリーランスを使いこなせれば、急速な事業拡大が見込めるのでぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

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◆代表プロフィール

株式会社まーけっち 代表取締役社長 山中思温

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マーケティングリサーチのプラットフォームの企業で、 最年少で事業部を立ち上げ、広告予算ほぼゼロで、国内トップの実績を達成。

中小・スタートアップ企業のマーケティングに関する構造的課題を痛感し、それを解決するため、株式会社まーけっちを創業。大手企業・国家機関・スタートアップなど100社以上の戦略支援を行い、コミットと売り上げ貢献成果に定評がある。上智大学外国語学部卒。


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