たった1ヵ月で100件超も人脈が広がったビジネスマッチングアプリ「yenta」 事業を加速させる秘訣をCTOに徹底インタビュー(後編)

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事業の立ち上げにはノウハウや人的リソースが必要です。
最適なタイミングで必要な仲間が見つかれば、自社のサービスや商品を改良し、成長させてくれる一助となるでしょう。
そこで利用できるのが、ビジネスに特化したビジネスマッチングサービスです。「今、求めている」人やスキルと出会うことができるようになります。

審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」を運営する、株式会社アトラエ CTO の岡利幸様に活用の秘訣について伺いました。本記事は後編です。
※前編はこちら。

◆事業フェーズごとに活用!:③番外編 ポジショントークなし! 社外から学んで、社内に生かすケース

岡様 : 面白かったのが、ビジネス系の社長さんが、エンジニアの気持ちが知りたくてyentaを活用したケースですね。
社内だと「なんだよお前ら、ふざけんなよ、もっと会社のためにやれよ!」とか思っちゃうけど、社外のエンジニアだと「あ~そういう思想なんだな」「ほかの会社はこんな感じなんだな」と素直に聞けるみたいなんです。

山中 : 確かに……! 話す社員さんのほうも、社内の人、特に上司だと、評価や今後の組織内でのコミュニケーションに関わってくる可能性があると思うと、なかなか本音が言いにくくなりがちですもんね。その点、社外の人であれば、一定は、気を遣うわないといけないことが払しょくされますもんね。笑

山中 : マネジメントの本読むより、される側の気持ちヒアリングしたほうが役に立つ気がします!
日々の壁打ちやトレーニングに使えるのは有用ですよね

岡様 : はい、普通にしてたら、自分と価値観の近い人と話すのが楽ですから、知見を広げる、日々の閉じた情報収集を強制的に開いてくれるってのも魅力の一つかもしれません。日経新聞とかも一部その役割を担っている情報メディアの一つだと思ってますけど、その人との繋がり版みたいなイメージでしょうか。

◆事業の加速度が120%アップする!
秘訣② 交流会が苦手な人こそ、ビジネスマッチングアプリが最適!?

山中 : 私、凄く交流会とか苦手でなんで、一対一っていうのはすごく助かります。

岡様 : 交流会得意な人ってあんまりいないんじゃないですかね。笑

山中 : そうですよね。笑
このアプリだと、お互い話したいと思っているっていう前提の安心感があってすごくありがたいんです。
あと、大規模な交流会だと、話したい人と名刺交換すらできないこともあります。それに対して、yentaだとプロフィールとか細かく書いてあって、話すべき人がわかってじっくり話せるってすごくいいですよね。

岡様 : 交流会だと、さすがに深い話になりにくいですしね。

山中 : 切り分けというか、オンラインとオフライン、双方の良いところを活用するのが重要ですね。

岡様 : 最近ではイベント系とのコラボレーションも進めていたりします。中〜大規模イベントの参加者だけが入れるコミュニティをyenta上に作ることができて、
イベント前にマッチングして、そのイベント中に実際に会うことも、イベントが終わった後につながることもできる仕組みを提供しています。

※秘訣③ マッチングが減る残念な使い方

山中 : こんな使い方はうまくいかない、というのはありますか?

岡様 :通報の機能があるので、明らかな迷惑行為があれば、コミュニティとして皆で排除していくようなパトロール的な仕組みが成り立っています。
あとは、ギブの精神がない、テイク中心のプロフィールやメッセージのやり取りになっちゃってるケースは、なかなか人気が出ないですね。これはyentaというより一般的な人脈作りに言えることですが。

山中 : 例えば?

岡様 :いきなり、案内系のメッセージをコピペで送るようなイメージですね
「会いたい」より先に「宣伝したい」が前に出てしまうと、yentaの空気感と違ってしまうので違和感を持たれます。サービスモデル上、リンクトインよりもそういう行動が嫌がられるサービスかもしれませんね。

山中 : それはそうですよね。ちなみに、宣伝系が多いマッチングサービスはあまり伸びずに閉じてしまってますね。

岡様 : そうですね、宣伝ばかりのユーザーが多いと誰もいなくなってしまうので。相手のことを考えずに宣伝するだけの人を好きな人は少ないでしょうからね。

※秘訣④ 受け身になるより、自分から会いたい人にメッセージを送ろう!

岡様 : 成功確率を上げるには、会いたい人に自分からアプローチすることも一つの手です。
受動的にメッセージをくれた人に会うというよりも、自分が会いたいと思う人に思いきって会うようにしたほうが、いい出会いが多くなるはずです。

※秘訣⑤ 返信率を上げるために、「プロフィール」と「最初のメッセージ」に入れるべきこと

山中 : 話してみたい人から、メッセージの返信をもらう確率を上げるためにはどうしたらいいでしょうか?

岡様 : まずは、プロフィールをきちんと書くことですね。特に自己紹介文は多くのユー

株式会社アトラエCTO の岡利幸様

ザーが人柄やどんな経験やニーズがある人なのかを判断している部分なので。yentaを使っていていい自己紹介文だなと思った人がいたら、参考にして自分のプロフィールに応用してみるのも1つの手です。
メッセージに関しては、相手に合わせて送るのも大事ですね。The テンプレートってメッセージとか、ビジネスライクすぎるメッセージは、返信率が低くなりがちですね。できれば相手に会いたい理由を最初のメッセージで伝えられると、相手の貢献欲求が増したり、会うかどうかの判断がしやすくなるので、返信率は高くなると思います。

山中 : 実績高い人は貢献欲求も高いですもんね。私も参考にさせていただきます。笑
職位が高い方・忙しい方ほど会いたい理由を添えることが重要というのは、使ってる中でとても実感しました。

岡様 : はい。登録者の幅も増えてきていて、医師やスポーツ選手などビジネス界隈以外のユーザーもいれば、日本銀行や内閣府で働いているユーザーなどもいるので、それぞれに寄り添ったメッセージが理想ですね。

山中 : わー、リサーチでも、各界のプロフェッショナルにインタビューするってなかなかハードル高いので、かなり価値が高いですね。

岡様 : それに、プロフィールには、強みを謙虚に書きつつ、興味持っていることを書いてる人は良いですね。

山中 : あー。意外と、偉い人ほど、ご家族や日常のちょっとした面白い話など、プライベートや趣味の話が盛り上がること多いですよね

岡様 : その人の人となりや、表情がわからないと、会ってもらいにくいですね。特に日本人はその辺を気にするので
会うニーズがないというより、「わからない」で会えないのはもったいないですからね。

◆海外展開後に注目! 海外の現場が手に取るようにわかる

岡様 : 実は、グローバル版も近いうちに出そうとしているんです。
リリースされれば、例えば英語が話せれば、世界のビジネスパーソンとマッチングして、その国の状況やトレンドとかを聞くことができるようになります。
海外のビジネスで、「リサーチした数値で判断するとこれが一番」だとしても、実際現地の人に聞いてみるけど オワコンみたいなことは結構あります。

山中 : その国の一次情報に簡単にアクセスできるのは大きいですね!
海外のプロフェッショナルに無償で色々聞けるなんて、本当に有り難いです。
海外にはyentaに似たアプリはあるんですか?

岡様 : 似たようなアプリは意外と少なくて、一つだけ競合になりうるアプリはあるんですけど、他のはコンセプトが違うものが多いです。

山中 : どんな違いがあるんでしょうか?

岡様 : yentaは、ビジネスという意味での「固さ」とマッチングやコミュニケーションという「柔らかさ」のバランスを大事にしています。
プロフィール欄の分量や画像の量など、UIやUX、デザインを含めて、ビジネスにもつながりそうだけど 固すぎないような、ちょうどよいライト感をかなり意識して作っていますね。
yenta以外のアプリでは、固すぎるものと柔らかすぎるもののどちらかが強いアプリが多いですね。そういう意味ではyentaをグローバルに展開するのは一つのチャレンジです。

山中 : コミュニティの雰囲気づくりや維持ってかなり大変だと思うのですが、そういった空気感をうまく作って、あえてライトにしているからこそ、使いやすくなっているのですね!

岡様 : そうだと思ってます。だから、全然学生の人にも使ってもらえます。ちょっと審査は厳しくなってしまうんですけど。

※秘訣⑥ yentaの審査を通りやすくする方法は?

山中 : 審査については気になっていたのですよ。
こういう人はダメとかあるのですか??

岡様 : 基準としては、今使っているユーザーとの相性をスコアリングしています。
職種などのユーザー属性のバランスも見てますし、審査待ちの場合もNGではなく、コミュニティとの相性が高まってきたら通るという形になってます。

山中 : NGではなく「審査待ち」ということですか。ユーザーが自分を求めてくれてれば、入れるようになるということですね。
周りでも結構、使いたいけど審査に通らない人もいて、企業規模のせいかなと嘆いていたりしましたが。
審査待ちになっている人は、 「気長に待ってね」というところですね。

岡様 : うーん……そうですね。そこだけは心苦しいんですが待っていただく形になってしまいますね。
プロフィールをアップデートしていただければ、優先的に再審査にはなるので努力はできるようにはなってます。
自己紹介の内容や、空欄があれば埋めてもらえれば、通りやすくなるかもしれません。

山中 : へー。審査通らなくて諦めてしまうような人には、それが伝わるといいですよね?

岡様 : 審査の基準を明確にすることの弊害もあるので難しいところはありますね。
ただ、小さい会社だと審査通らない!とかは全くなくて、
自分のやってること(これがギブの部分)と、目的を書くかは人によるんですけど、どういう出会いがあったらいいかなど、そのあたりがきちんと伝わるかは一定の審査基準にはなっていますね。

※秘訣⑦ 重たくとらえすぎず、思いきって一歩を踏み出すべし!

山中 : 最後に、これは伝えたい というのがあれば……!

岡様 : 繰り返しにはなりますが、「ちゃんと使えばちゃんと反応があるアプリ」なので、勇気をもって一歩踏み出してもらえれば、必ず視野・世界が広がるので、ぜひまず一回使ってみてほしいです。
あと、「yentaで会ってみることを重くとらえないでほしい」という思いは結構強くあって、「やりたいことがないと使えない」とは思ってほしくないんです。
もちろん、何もしたくない人は使わなくてもいいとは思うんですけど、「何か踏み出したい」、「可能性を模索したい」、「刺激的なチャレンジをしてみたい」という人には、勇気をもって一回会ってみてほしいですね。

◆目立ったキャリアや強みがないのに、興味を持ってもらえることも

岡様 : yentaの仕組み上、一度プロフィールを登録してもらえれば、どんな人からスワイプされ、会いたいと思ってもらえたかが毎日レポートで届くようになっているので、
社会人歴が浅くて「俺なんて」「私に会いたい人なんているのかな?」と思うような人でも、
ほぼ間違いなく、その人の「興味あり」を押す人はいるはずなので、どんな人から興味を持たれるか気づけるようになります。

山中 : たしかに。上場企業の代表の方が、若者の声を聞きたいって話してくれたことありました。

岡様 :「私に会いたい人がわかる」という、その感覚だけでもかなり重要で、皆さん意外とこんなに興味持たれるんだと驚かれますね。
想像以上に人から会いたいと思ってもらえて、こういう人から興味をもらるんだ、と自分の可能性に気づけるんです。

山中 : 「転職」「副業」の腕試しニーズって増えていますよね。
それがノーリスクでできるのはめちゃくちゃいいですよね!

岡様 : ですね、フリーランスや起業なんてできると思ってなかった人が実現できたケースはかなり多いです。

山中 : 私も、最初に使い始めたころは何も実績がなかったんですが、1年後、実績や他でのインタビューをプロフィールに載せたら リサーチやマーケティングに関する相談がしたいというピンポイントの
リサーチの相談話が何度もくるようになりました!! ビジネスの前進がわかったことが、すごく嬉しかったです。

岡様 : 自分のキャリアや経験に対するニーズって、かなりメディアに出る人でもない限り、普通にしてたらわからないですからね。
意外と自分たちが当たり前にやっていても、他ではやれてない、なんてことも多いですし。

◆「人生を変えるアプリ」 yentaで人生変わった!という報告も多数!

山中 : このアプリを教えていただいて、すごく感謝です。
私以外にも、事例の報告とか来るんですか?

岡様 : 別に報告を義務付けてるわけではないんですが、”人生変わりました”というメールをもらったりするケースもかなりあります。
ミートアップを開催しているので、「本当にありがとうございます。子供の代まで残してください」って言われたり。笑

山中 : すごい! 私みたいな人、たくさんいるんですね。そして、ユーザーとの距離が近くて愛されている。

岡様 : これからも、そのような人が増えるように頑張ります。

◆リサーチ×プロモーション独自ノウハウ資料がダウンロードいただけます!

「新規事業を成功させたい!」「商品やサービスを求める人にもっと届けたい」
本気でそう思う方であれば、
ユーザー理解とマーケティング最適化は、必ずお役に立ちます!

定着率UPの秘訣

◆著者プロフィール

山中思温株式会社まーけっち 代表取締役社長 山中思温

マーケティングリサーチのシステムとデータの提案営業を経験後、 最年少で事業部を立ち上げ、
アンケートアプリの、若年層国内ナンバーワンを達成。
ゲームやアプリ、EC、最新デバイスなど、大手・中小・スタートアップ100社以上の支援経験があり、
施策改善にて売り上げ3倍、CPA半分に削減などの実績がある。

リサーチの重要性と併せて、コストや施策への活用の課題を痛感し、利用障壁と成果へ直結させる為、
リサーチ×マーケティング支援事業の”株式会社まーけっち”を創業。

 

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