デザイン・施策
ユーザーリサーチ用アンケート質問 作成のコツ
2019.05.29
アンケートの調査設計・悪い例
知りたいことを詰め込み過ぎ、設問量・選択肢数が多すぎる
対策
回答離脱・適当回答を防ぐために、調査項目は思い切って絞りましょう。下記が目安です。
- 回答所要時間 : 10分以内
- 質問数 : 25問以内
- 選択肢数 : 30個以内 ✻超える場合はグループ分けしましょう(ランダマイズ推奨)
ランダマイズとは回答者をグループ別に分けて、グループごとに違う質問をすることです。
回答者バイアスを避ける・答えやすい順番になっていない
現象
質問の順序が回答に影響を与えないよう、配慮した設問設計になっていない場合。
対策
回答者の思考がスムーズに流れる事を意識しましょう
- 「過去→現在→未来」「認知→検討→購入→評価→拡散」
- 「一般論→個別論・具体論」「カテゴリ全体→個別ブランド」
- 「純粋想起(再生知名)→助成想起(再認知名)」
未来のことを聞いて、先の展開が読めてから過去の質問をしても、バイアスのかかった答えが帰ってきます。後で質問をする項目に、先入観や予備知識を与えないよう注意が必要です。
質問テンプレート
場面毎に調査質問テンプレートを用意しております。
新規事業、オフラインでの集客、ゲーム、広告効果の測定などいろいろな用途で使えます。
アンケートでユーザーリサーチを行うときに、これぐらいのバリエーションがあって、この中のシナリオをどのように組み合わせて使えば効果のある質問ができるかわかっていれば、良いリサーチができるでしょう。
どのように使いこなしたら良いかわからない方は、資料請求フォームよりお問い合わせください。
また、おすすめのWEBアンケート作成ツールをこちらの記事にまとめています。