戦略・事業
オンラインセミナーに関する課題とは?4割がマネタイズ未達成 実態調査結果を徹底リサーチ
2020.10.31
株式会社まーけっち(代表取締役社長 山中思温)はconecuri合同会社(代表 高橋龍征)と共同で、
オンラインセミナーの営業活用の実態や課題にについて明らかにすべく、全国の決裁者(人事・経営者の方1380名)にアンケートを実施いたしました。
オンラインセミナーの課題とは?決裁者1380人アンケート調査
オンラインセミナーの課題調査 全体概要(考察)
目的:オンラインセミナーに関する課題を明らかにする
対象:決裁権のあるビジネスパーソン(n=1380)
期間:2020/10/25〜10/27
方法:インターネットリサーチ
オンラインセミナーの課題調査 全体概要(考察)
- オンラインセミナーを実施した人は1.8倍に増えているが、全体の中ではまだ1割にとどまる
- 実施の目的としては、顧客向け(既存顧客関係構築、新規顧客開拓、顧客理解)がそれぞれ半数近くであり、
「既存顧客との関係構築」が最も高く、次いで「新規顧客開拓(認知獲得)「製品・サービスの使い方の説明」の順である。
また、オンラインセミナーの年間実施回数6回以上の方が、5回以下の層よりも、顧客向け割合が高まっている - オンラインセミナーについての事前の目標が達成されたか否かについては、単独収益化は40%、顧客開拓は33.8%、顧客理解は25.9%が達成できていない。
単独でのマネタイズのほかは、「新規開拓」や「顧客理解」など、
既存の関係値がない場合におかれる目標の達成率が低い傾向といえる。- オンラインセミナーの年間実施回数が増えるほど、顧客開拓の未達割合が上昇する一方、顧客理解の未達割合は下がる
- オンラインセミナーについての課題
- 回数が多いと、安定的・効率的な運営と、安定的に集客するためのアイデア創出や集客運用に課題感がある
- 目新しいアイデア
- 安定的な集客
- 安定的な運営(スタッフ、改善)
- 回数が少ない段階では、成立させること自体への課題感が大きい
- 内容自体の企画
- プロセスの構築
- 回数が多いと、安定的・効率的な運営と、安定的に集客するためのアイデア創出や集客運用に課題感がある
オンラインセミナーの課題調査 実施回数
Q主催者/企業として、自らオンラインセミナーを実施した回数を教えてください。
昨年と今年、それぞれの累計をお知らせください。*視聴側での参加は含みません
- 2018年9月~19年10月から2019年9月~20年10月で比較すると1.8倍になっており、主催している人は増えている。
- しかし、全体では88%がまだ主催したことがない。
オンラインセミナーの課題調査 実施目的 (n=178)
Q オンラインセミナーの目的を教えてください。
実施の目的としては、顧客向け(既存顧客関係構築、新規顧客開拓、顧客理解)がそれぞれ半数近くであり、
「既存顧客との関係構築」が最も高く、次いで「新規顧客開拓(認知獲得)「製品・サービスの使い方の説明」の順である。
オンラインセミナーの課題調査 実施目的 5回以下と6回以上の比較 (n=178)
Q オンラインセミナーの目的を教えてください。
オンラインセミナーの年間実施回数6回以上の方が、5回以下の層よりも、顧客向け割合が高まっている
オンラインセミナーの課題調査 実施目的の達成可否 (n=178)
Q それぞれの目的は達成できていますか
- オンラインセミナーについての事前の目標が達成されたか否かについては、単独収益化は40%、顧客開拓は33.8%、顧客理解は25.9%が達成できていない。
単独でのマネタイズのほかは、「新規開拓」や「顧客理解」など、
既存の関係値がない場合におかれる目標の達成率が低い傾向といえる。
オンラインセミナーの課題調査 実施目的の達成可否 5回以下と6回以上の比較 (n=178)
オンラインセミナーの年間実施回数が増えるほど、顧客開拓の未達割合が上昇する一方、顧客理解の未達割合は下がる
オンラインセミナーの課題調査 課題 (n=178)
- オンラインセミナーについての課題
- 回数が多いと、安定的・効率的な運営と、安定的に集客するためのアイデア創出や集客運用に課題感がある
- 目新しいアイデア
- 安定的な集客
- 安定的な運営(スタッフ、改善)
- 回数が少ない段階では、成立させること自体への課題感が大きい
- 内容自体の企画
- プロセスの構築
- 回数が多いと、安定的・効率的な運営と、安定的に集客するためのアイデア創出や集客運用に課題感がある
詳細 ※データをご希望の方はお問い合わせください。
(認知獲得)n=27
- ターゲット理解:51.9%
- アイデア出し:40.7%
- 集客施策運用:37%
*5以下と6以上の比較
- ターゲット理解:57.1%から46.2%に減る
- アイデア出し:28.6%→53.8%に上昇
- 5回以下:
- 競合差別化、内容の質、登壇者確保→内容そのものに課題
- プロセス、ツール、KPI→仕組み自体が未確立
- 6回以上
- 魅力的なテーマ
- 集客施策設計
- スタッフ、改善→安定的な運用に課題
(顧客理解)n=14
- ステップ策定:35.7%
- スタッフ調達・育成:28.6%
*5以下と6以上の比較
- 5回以下:
- 内容、差別化、登壇者確保が高い
- 集客に苦労
- 6回以上
- アイデアに苦労
- 運用プロセス、振り返りに課題
(既存顧客)
- ターゲット理解:47.4%
*5以下と6以上の比較
- 5回以下:
- 顧客理解に半数が苦労
- 内容作りが大変
- 6回以上
- 半数が顧客理解できていないと感じている
- 集客施策運用に苦労
私達は、セミナー企画・集客のご相談を受け付けています。
是非お気軽にお問い合わせください。
セミナーを2年間で300本作り、コロナ後一気にオンラインに移行して得た知見を、これからオンランセミナーを始める人と共有したいと思います。
オンラインセミナーの方法論全般は書籍 ”オンラインセミナーのうまいやり方”” に詳説したので、よろしければご参考ください。今回は多くの人が悩む「集客」について。
◆著者 高橋龍征 / Takahashi Tatsuyuki
conecuri合同会社 代表 WASEDA NEOプロデューサー 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
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