【特徴・得意な調査方法紹介】マーケティングリサーチ会社ランキング20選

マーケティングリサーチ会社とは「リサーチ(市場調査)を主な業務とする企業」でクライアントのマーケティング戦略における課題解決のために、様々な手法を用いて調査・分析を行っています。本記事ではおすすめのマーケティングリサーチ会社をランキング形式でご紹介します。

リサーチ会社とは、マーケティングリサーチ(市場調査)を主な業務とする企業。企業のマーケティング戦略における課題解決のために、様々な手法を用いて調査・分析を行っています。その領域は、自社の商品・サービスはもちろん、企業に対するイメージなど多岐に渡ります。


マーケティングリサーチで得たデータや数値を分析し、消費者ニーズや市場の動向を正しく把握することは自社商品・サービスやPR手法の改善に役立ちます。ビジネス戦略における重要性が非常に高いことから、多くの企業がマーケティングリサーチを実施しています。

しかし、マーケティングリサーチには時間も費用もかかりますそのため、いざマーケティングリサーチを行おうと考えたときに「数あるリサーチ会社の中からどの会社を選べばいいの」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? 

そこで本記事ではオススメのマーケティングリサーチ会社を20社厳選! それぞれの会社の特徴や得意な調査方法を合わせて紹介していきます。

 

マーケティングリサーチ会社とは?



マーケティングリサーチ会社の業務

マーケティングリサーチ会社の業務は、クライアント企業の代わりに消費者ニーズや市場の動向を調査・分析することです。

まず、クライアントへのヒアリングを行い、企業が抱えるマーケティング戦略における課題から「なんのために調査を行うのか」というリサーチの目的(クライアントが知りたいこと)を明確にします

「ターゲットとすべきユーザー層」「自社商品・サービスに対する満足度」「新商品・サービスに期待されることと適正価格」「自社と競合に対するイメージの差異」「キャンペーンの効果」など、求められる情報は目的によって様々。

どのリサーチ手法が最適なのか、どんな質問が望ましいか、どの程度の数の回答数を集めればいいのか、有効なリサーチを行うための条件を精査(リサーチ設計)することもマーケティングリサーチ会社の重要な業務です。

リサーチを実施して必要なデータを集計したら、グラフやエクセルなどに分かりやすくまとめてクライアントにレポートを提出。なかには、経営戦略に関するアドバイスまで行える事業コンサルティングの視点を持ったマーケティングリサーチ会社もあります。

★マーケティング会社の業務
①クライアントにヒアリングを行い、リサーチ目的を明確にする
②求める情報に応じて、有効なリサーチ設計を行う
③リサーチを実施し、必要なデータを収集
④リサーチ結果を分析して、レポーティングを行う

 

マーケティングリサーチの手法

マーケティングリサーチの中には、調査の目的に合わせた様々なリサーチ手法が手法が存在します。自社の課題解決に必要な情報・データを収集するために最適なリサーチ手法を知っておくことは、マーケティングリサーチ会社の選定に役立つ知識です。

ここでは、マーケティングリサーチ会社が行うリサーチ手法について解説していきます。 

リサーチ手法① 定量調査

定量調査とは、人数などの量や割合など、明確に数値化できるデータを集計・分析するリサーチ手法です。主に仮説検証や実態把握を目的としたマーケティングリサーチで活用されることが多く、調査結果は統計学的に分析され、表やグラフなどでレポーティングします。

定量調査の主なリサーチ手法は以下の通りです。

◆主な定量調査のリサーチ手法
・アンケート調査
・会場調査
・ホームユーステスト (HUT)
・郵送調査
・来店者(来場者)調査

 

リサーチ手法② 定性調査

定性調査とは、数値化することができない調査対象者の言葉(意見)や行動、観察者が見た状態・印象といった質的データを収集するためのリサーチ手法です。主に仮説構築や原因把握を目的としたマーケティングリサーチで活用されることが多く、データの中からユーザーの動機となる潜在的ニーズを見つけることで新しい解釈やヒントを得ることができます。

定性調査の主なリサーチ手法は以下の通りです。

◆主な定性調査のリサーチ手法
・グループインタビュー(FGI)
・デプスインタビュー(IDI)
・ショップアロング調査
・行動観察調査(オブザベーション)
・ミステリーショッパー

 

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定量調査と定性調査のメリット・デメリット

大きく分けてマーケティングリサーチには、定量調査と定性調査の2種類のリサーチ手法がありますが、どちらを選べばいいのでしょうか。目的に合わせて使い分けができるように、それぞれのリサーチ手法のメリット・デメリットを以下の表にまとめてみました。

 

 

メリット

デメリット

定量調査

・調査結果が数値化されるため、第三者に対しても説得力がある

・多くの回答を短期間で集めることができる

・回答数が多いため、誤差が生じにくい

・質問文や選択肢などのリサーチ設計により、結果に変化が生じる

・数値化データを読み解くための統計学的な知識が必要になる

・アンケート調査では質問を複雑化すると回答の回収自体が困難になり、シンプルな選択肢を設けた場合は深い回答が得られない

定性調査

・ユーザーの生の声を直接聞くことができる

・自社の仮説に基づく質問では得られない、新たなアイデアにつながるヒントを発掘できる

・深層心理に基づく、インサイトが得られる

・多くの回答を集めることが困難なため、全体的な傾向の把握には不向き

・インタビューアーや観察者によって、得られる回答が異なる

・会場や調査対象を手配するための手間とコストが発生する


マーケティングリサーチ会社20選(特徴別の分類)

ここまで、マーケティングリサーチの基礎知識を解説してきました。

ここからは、特徴別におすすめのマーケティングリサーチ会社を厳選して紹介します。
自社のマーケティング戦略において必要な情報・データの収集・分析をどの会社に依頼するべきか、見比べてみましょう。


特徴① 対応範囲が広い大手リサーチ会社

対応範囲が広く、総合的にマーケティングリサーチを実施できる大手リサーチ会社。リサーチにかかる費用は高めですが、独自の購買データやWEB行動履歴取得パネルを保有しているなど、大手ならではの強みも豊富です。

(1)株式会社インテージ

国内TOPの売上高を誇る、創業50年超の老舗マーケティングリサーチ会社。5000社以上の取引実績があり、国内外のさまざまな業界・業種に精通しています。保有データ量も圧倒的で、あらゆるリサーチ手法を用いた市場調査が可能。マーケティング戦略の立案から効果検証まで、全域的なサポートを最大手ならではの安心感とともに提供しています。

>>>株式会社インテージのHPはこちら

(2)株式会社マクロミル

ネットリサーチ国内No.1の実績を誇る大手マーケティングリサーチ会社。オンラインでのアンケート調査の先駆者的な存在で、現在は国内1000万人以上のアンケート専用モニターを抱えています。専門スタッフによる企画段階からのフルサポートでのサービス提供から、コストを抑えたミニマムな調査まで対応できる幅の広さも大きな魅力。

>>>株式会社マクロミルのHPはこちら

特徴② インタビュー、定性調査

インタービューや定性調査では1人あたりに十分に時間をかけられるため、数量や割合では表現されない消費者の行動の裏側にある価値観、対象者自身も認識していなかった潜在的なニーズを明らかにすることができます。商品やサービスの購買行動・ブランド選択行動のプロセス、ブランドのスイッチやロイヤリティ形成のヒストリー、ライフスタイル・ライフステージの変化などを詳細に聴取することで、新商品の開発やプロダクトのユーザビリティ改善などで、新しい理解やヒントにつながる「質的データ」を得るための調査方法です。

(3)株式会社アスマーク

商品開発・マーケティング戦略などあらゆる課題に、消費者のインサイトを引き出す定性的な市場調査に強みがあるマーケティングリサーチ会社。現在全国で約85万人(首都圏約35万人、関西圏約13万人)のアンケート専用モニターを持っており、提携先企業を合わせると国内最大級の450万人のモニターを取り扱えます。ネットリサーチ業界屈指のモニターリクルートの実績を活かし、ネットリサーチはもちろん、グループインタビュー、会場調査、ホームユーステストなどの目的に合わせた多様なリサーチメニューを提供。海外調査、在日外国人への市場調査にも対応可能です。

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(4)株式会社定性調査維新の会

グループインタビューやデプスインタビューに対して費用対効果が高い会社マーケティングリサーチ会社。メインサービスであるオンラインインタビューはスマートフォンやパソコンを活用して、対象者にインタビューをすることができる新時代の定性インタビュー調査ツールとして活用されています。生活文脈に沿うインタビューが可能で対象者のホンネが聞ける、よりよい対象者に出会えるといった優位性を持っています。インタビューでは、顧客のオフィスにモニタリングルームを設営するため大幅なコスト削減が可能。インタビューモニタリングは日本全国で実施することができます。

>>>株式会社定性調査維新の会のHPはこちら

(5)株式会社シー・ユー

2001年に設立され、インタビュー調査を起点とした「定性調査」にこだわりを持つマーケティングリサーチ会社。定性調査を基軸とするリサーチやワークショップの企画、専門家のアサイン(モデレーター・ファシリテーター・リライター・マーケティングリサーチャーなど)、セミナーの開催、インタビュールームの運営を実施しています。定性調査のみならず、定量調査・ワークショップを交えた手法も提供しています。

>>>株式会社シー・ユーのHPはこちら

特徴③ 事業コンサルティング視点がある

サービスやプロダクトの改善だけではなく、経営方針や事業推進にもマーケティングリサーチを活かせる提案を行うマーケティングリサーチ会社。全社的にマーケティングリサーチを取り入れることで、部分的ではなく網羅的なマーケティング効力を発揮することができます。

(6)株式会社まーけっち

マーケティングアプリケーションズの関連会社であるマーケティングリサーチ会社。ユーザーネットワークやリサーチノウハウ、テクノロジーを駆使することで、マーケティング効果を最大化しながら、提供価格を抑える取り組みを実施。保有するリサーチシステムと、ユーザーネットワークを活用し、企業が保有する行動データとの連携も実現しながら調査ノウハウを活かしたマーケティング支援サービスを成果報酬型で提供しています。課題を定量的に可視化するほか、その層のユーザーに直接リサーチし、ユーザーや消費者のインサイトを定性的に深堀りすることで、検討施策の仮説検証を行っています。

>>>株式会社まーけっちの連絡先はこちら

(7)株式会社ビービット

人間の心理・行動を可視化することで、ユーザの体験を高めていくことを追求しているマーケティングリサーチ会社。年間1,000人以上を対象に実施する「ユーザ行動観察調査」などの科学的な手法を用いたコンサルティングサービスと、ユーザエクスペリエンスを可視化するシーケンス分析クラウドUSERGRAM(ユーザグラム)の開発・提供により、企業がユーザ体験を向上させるための支援を実施。サントリーホールディングス株式会社、セコム株式会社、ソニー損害保険株式会社などの活用実績があります。

>>>株式会社ビービットのHPはこちら

特徴④ セルフ型ツールを提供している

ユーザーの傾向や要望を把握するには適切なWebアンケート作成ツール。質問項目や選択肢の作成、アンケート用紙のレイアウト、回答データの集計など、作成に関わるすべての工程を簡単に終わらせることが可能です。無料で提供している会社もあります。

(8)Questant(クエスタント)

株式会社マクロミルが運営する無料のクラウド型アンケート作成ツール。70個のデザインテンプレート、21種の質問タイプ、100種以上の質問サンプルが用意されており、直感操作でWebアンケートが作成できます。入力される情報の暗号化、回答・結果表示画面にアクセスする際のパスワード設定、IPアドレス制限といったセキュリティ対策も充実しています。

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(9)SurveyMonkey(サーベイモンキー)

1999年にRyan FinleyとChris Finleyによって設立されたクラウドベースのオンライン調査開発ソフトウェア。カテゴリ分けされた合計200種のデザインテンプレートが用意されています。毎日2,000人以上の質問が作成されており、デザインを考える手間を省き、質問内容に適したアンケートフォームを気軽に作成することが可能です。

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特徴⑤ UXリサーチが実施できる

サービスやプロダクトのユーザー体験を作り出す上で必要になる、ユーザーエクスペリエンスリサーチ(UXリサーチ)を提供する会社です。ユーザー体験を調べる際に定量データだけでは不足している点をンタビュー、プロトタイプテスト、ユーザーテスト、アンケートの4つの手法を用いて補います。

(10)株式会社ポップインサイト

16,000人を超えるモニターのデータベースを活用し上流の戦略立案や設計を提供するマーケティングリサーチ会社。ユーザー理解を軸にしたUX・UI設計力と、Webシステム開発・SEO・広告運用・クラウドソーシング活用など幅広い領域での実務経験を持ち、費用対効果の高い施策提案を行っています。株式会社インテリジェンス様、Sansan株式会社名刺アプリ「Eight」などが活用しています。

>>>株式会社ポップインサイトのHPはこちら

(11)株式会社プラグ

市場調査会社として40年以上の実績を持つCPPとパッケージデザインを中心に30年近い歴史を持つアイ・コーポレーションが合併して2014年に設立されたマーケティングリサーチ会社。18人の社内モデレータがおり、100万人の会員を有するネット調査が可能。2つのFGIルームを自社で保有し、調査目的や仮説レベルに応じて、オーソドックスな手法から最新のリサーチ手法まで最適な解決策をご提供しています。

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(12)えそら合同会社

2009年に設立されたマーケティングリサーチ会社。「ユーザ中心設計」を活用し、深いユーザ理解を礎とするデザイン作りが高く評価されています。大手旅行代理店のECサイトから精密測定機器の分析ソフトウェア、地方の特産品プロモーションまで、ジャンルや設計対象にとらわれず幅広い領域での活用実績を持ち、これまでに100を超える事業のユーザー体験をデザインしています。

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特徴⑥ ビジネスに強い民間シンクタンク

民間シンクタンクではリサーチを駆使し、あらゆる産業分野における経営戦略、事業戦略、組織・人事改革、業務改革から、政府・官公庁に向けての政策提言、行政改革まで、多岐にわたって顧客の実益までコミットするコンサルティングまで実行されています。リサーチを大規模に行い、上流から下流まで一貫したコンサルティングを行うことに強みがあります。

(13)株式会社野村総合研究所

創業から約50年にわたって蓄積した知識やノウハウ、シンクタンクとして培ってきたリサーチ力を持つ民間シンクタンク。5,000を超える対象領域(産業×テーマ)において、累計で2万件以上のプロジェクトを実施しています。活動のフィールドは国内のみならず、中国、タイ、インド、米国、欧州など広くグローバル地域にも及びます。

>>>株式会社野村総合研究所のHPはこちら

(14)株式会社矢野経済研究所

1958年に設立された民間シンクタンク。自主企画調査としては、対象となる産業分野に知見のある業界のスペシャリストが特定の業界や市場、企業、トレンド、テーマなどについて調査を実施。特定の業界や市場に焦点を当てて、毎年あるいは数年毎に市場調査資料を提出しています。新商品投入先市場の実態把握調査、海外市場進出支援調査、流通チャネル調査、エンドユーザー評価調査(BtoC、BtoB)などを実施しています。

>>>株式会社矢野経済研究所のHPはこちら

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特徴⑦ 企業データが豊富でBtoB調査が得意

提供会社が別事業も経営していることで企業データを豊富に持ち、BtoB調査が得意な会社。月額でのサブスクリプションモデルが多く、調査項目の網羅性により経営企画、営業・インサイドセールス、新規事業開発・研究開発に活かすことが可能です。

(15)株式会社帝国データバンク

1世紀以上にわたり企業を専門対象とする日本国内最大手の信用調査会社。インターネットなどからは得られない、現地調査による情報と長年のノウハウを基にした情報分析力で、精度と鮮度の高い信用調査報告書を提供します。日本全国すべての都道府県に83ヵ所の事業所を構えており、調査先が全国どの地域の企業でも、最寄りの調査拠点からスピーディに調査を実施が可能です。決算書をはじめとした定量情報に加え、業界における位置づけや代表者の経営力などの定性情報を独自に蓄積した情報と比較・分析し、提供しています。

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(16)株式会社ビザスク

あらゆる業界、職域を網羅する知見データベースを持つビザスクが提供するBtoB領域に特化したWEBアンケート調査。一般的に業界や業種のターゲティングまでに留まることが多い中、経験に基づいたターゲティングを提供しています。300以上の業界、業種を網羅した日本最大級の知見データベースを母集団としており、特定業界の動向調査を行うことにより、中期計画策定や投資検討における情報を収集できます。多岐にわたる業界業務の経験者が登録しているため、一度で複数の領域に対して網羅的に調査が実施でき、効率的な検証が可能です。

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(17)SPEEDA(スピーダ)

ユーザベースが運営する業界分析ツール。3,000件の業界レポート、600万社の企業情報、2,000媒体のニュースなど、あらゆるビジネス情報をワンストップで取得できます。専属コンサルタントによる分析のサポートを無償で提供しています。1,400社超の実績があり、経営企画、営業・インサイドセールス、新規事業開発・研究開発などの分野で活用されています。

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特徴⑧ アプリの分析に特化したサービス

アプリからデータ取得を行うアプリ分析サービスです。昨今では、スマートフォンの利用時間のうち、85%はアプリの利用に費やされていると言われています。アプリに加え、モバイルブラウザの利用動向も調査することで、よりスマートフォンユーザーの動向も理解できるよう努めている企業もあります。

(18)App Ape(アップエイプ)

フラーが運営する国内No.1アプリ分析サービス。自社及び、パートナーのアプリから利用者に同意を得た上でデータ取得を行うパネル調査法を活用。統計学水準に基づいたサンプル数を保有し、一つ一つのアプリの詳細まで分析が可能。5,000社を超える実績があり、自社、競合、市場全てのアプリ分析に活用されています。

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(19)MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)

2006年に設立されたモバイルに特化した調査研究機関。モバイルインターネット業界の市場成長とともに、携帯キャリアの満足度、携帯端末のシェア、モバイルコンテンツ市場動向、モバイルコマース調査など、モバイルビジネスに関する消費者動向を調査・発表しています。10年以上運営して培ったモバイルビジネスの課題解決に向けた最適なリサーチサービスだけでなく、コンテンツ制作・運営ノウハウも提供します。

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(20)App Annie(アップアニー)

1,000社を超える活用実績があるアプリ分析サービス。包括的なアプリデータと業界に対する深い知見やノウハウを持ち、高精度なデータ分析を提供しています。重複利用アプリや広告クリエイティブを含む独自のKPIに加え、カテゴリー別・国別の完全データ、企業および市場レベルのデータその他を網羅しています。7言語のサポートがあり世界11拠点での分析が可能です。

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マーケティングリサーチ会社の選び方

選び方① 定量調査か定性調査か

前述したように、マーケティングリサーチの調査方法として「定量調査」と「定性調査」の2種類があります。定量調査では人数などの量や割合など、明確に数値化できるデータを集計・分析できる一方、定性調査では数値化することができない調査対象者の言葉(意見)や行動、観察者が見た状態・印象といった質的データを収集することができます。リサーチを行う目的を今一度見直し、どちらを実施すべきか考慮しましょう。

選び方② 従来型かセルフ型か

マーケティングリサーチ会社のサービス形態として「従来型」と「セルフ型」の2種類があります。提出される調査結果には差はないですが、従来型はリサーチ会社のリサーチャーからサポートを受けながら調査設計を組み立てられるため、初心者でも安心して調査を進めることができますが価格は割高。一方、セルフ型は調査票の設計から集計・分析までをすべて自分で実施する必要がありますが、そのぶんコストが抑えられます。自社の状況に合うサービス形態を選びましょう。

選び方③ 調査結果だけか、分析もセットか

マーケティングリサーチ会社では調査結果だけでなく、結果を基に分析をして傾向や施策の報告まで行ってくれる会社も少なくありませんが、調査結果とそれ以降のサービスは基本的に形態が分かれていること多いです。リサーチについて企画する段階から最終的に欲しい結果の形態をイメージし、マーケティングリサーチ会社で対応しているサービスを確認しましょう。

選び方④ 正確なデータが取れているか

マーケティングリサーチ会社が保有する調査結果の品質はモニターの回答データにより決まります。正確な回答データを得るために、マーケティングリサーチ会社が行っている取り組みを確認しましょう。特に「パネル(アンケートへの回答者)の質」では、パネルの登録数、集められ方、属性、重複登録者の有無、悪質な回答をするパネル対策の有無ついての取り組みをチェックしましょう。また、簡単な調査の際には顧客自ら調査票(アンケート内容)を作成する場合が多いです。正確な回答が得られるように「質問文」「選択肢の文言」などについてアドバイスをしてくれます。調査票へのアドバイスをしてくれる会社かどうかを確認しましょう。

選び方⑤ 予算の提示はあるか

マーケティングリサーチ会社は多種多様な調査手法を持ち合わせており、依頼手法によって料金が異なります。事前に見積りを取り、自社が保有する予算に見合った会社を選びましょう。

まとめ:目的やプロジェクトにマッチしたリサーチ会社を選ぼう!

現代では、インターネットを中心に情報が溢れ、質の高い情報を必要な分だけ収集することが非常に難しくなってきています。そういった状況下でもビジネス戦略における重要性が非常に高いことから、多くの企業がマーケティングリサーチ会社に専門性を求めています。

マーケティングリサーチを行うためには、それなりの時間も費用もかかります。マーケティングリサーチ会社を活用することによって、どういった目的が達成されるのか、プロジェクトにどのように寄与するのかを検討した上で、それらにマッチしたリサーチ会社を選びましょう。

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◆代表プロフィール

株式会社まーけっち 代表取締役社長 山中思温

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マーケティングリサーチのプラットフォームの企業で、 最年少で事業部を立ち上げ、広告予算ほぼゼロで、国内トップの実績を達成。

中小・スタートアップ企業のマーケティングに関する構造的課題を痛感し、それを解決するため、株式会社まーけっちを創業。大手企業・国家機関・スタートアップなど100社以上の戦略支援を行い、コミットと売り上げ貢献成果に定評がある。上智大学外国語学部卒。


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