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EFO(エントリーフォーム最適化)でCVRを 劇的に改善する3つのポイント
2019.01.31
みなさんこんにちは。株式会社ショーケース・ティービーの大谷です。
突然ですが、みなさんはWEBサイトのエントリーフォームを改善したことはありますか?
エントリーフォームに手を入れないのは、「栓のない湯ぶねにお湯を足し続ける」のと同じことなんです。恐ろしいですね・・・
少し前置きが長くなりましたが、みなさんはEFOという言葉をご存知でしょうか?
EFOとは
EFOはEntry Form Organizationの頭文字をとったもので訳すと「入力フォーム最適化」になります。入力フォームをユーザーにとって使いやすいように設計し、フォーム内で離脱されることをできるだけ避け、CVR(購入や登録する確率)を上げるマーケティング手法です。
Webサイトの入力フォームとは、例えば会員登録やお問い合わせ、資料請求、商品購入ページの入力欄を指します。
弊社はこのサービスを2007年からスタートしており、現在800社超、約4,500フォームにご導入を頂いているEFOのパイオニアです。
CVRとは?
Conversion Rate(コンバージョンレート)の略称で、Webサイトへのアクセスユニークユーザー数のうち、コンバージョン(口座開設や資料請求、購入・会員登録などそのサイトがゴールとする地点)に至った割合のことをいいます。
EFO対策を行うべき理由
サイトに訪れて、フォームまで到達したにも関わらず、約80%のユーザーはコンバージョンに至らないといわれています。
さまざまな原因が考えられますが「入力することが多くめんどくさくなった」、「サイトの作りが古臭く、個人情報が悪用されそうで購入するのをやめた」などはよく聞く話で、みなさんも実感したことがあるかと思います。
https://themanifest.com/web-design/6-steps-avoiding-online-form-abandonmentより
The Manifestの調べによると、
- セキュリティ上の心配がある…29%
- 入力することが多い…27%
- 広告やアップセルに対する嫌悪感…11%
- 不要な質問項目…10%
という理由で離脱が起きています。ほとんどの理由においてユーザーの「サイトに対する不信感」がうかがえます。
せっかく商品を開発し、ホームページまで作り、いろいろなマーケティング施策をしたのに最終の入力フォームで離脱されるのは非常にもったいないことです。
EFOの具体的施策
それではEFOにはどのような施策があるのでしょうか?具体的施策について一つずつ紹介していきます。
・入力項目を必要最低限に
The manifestの調べにあったようにEFOの施策として、入力項目を減らすことはCVRのUPにおいては効果的です。本当に必要なものだけを洗い出し、できるだけシンプルなフォームを構築することが大切です。
・住所は自動入力に
入力項目において、住所入力というのは最も手間のかかる作業です。具体的には郵便番号入力直後に自動的に入力させることががおすすめです。この形であれば、「住所検索」などのボタンを押下する手間や、リロード時のストレスを感じることなく住所の自動入力を実現させることができます。また、自分の郵便局番号がわからない人のために日本郵政の郵便番号検索ページ(http://www.post.japanpost.jp/zipcode/)のリンクを貼る方法があります。
・完了や購入ボタン以外のボタンをなくす
入力フォーム内に「TOPページに戻る」などのCTAボタンが多数あるとそこから離脱の原因につながります。また離脱をしそうなユーザーに対して離脱を確認するメッセージを表示することも効果的です。
・ヒートマップなどのマーケティング解析ツールを使う
どれだけ良い施策をしたと思っていてもそれが効果に結び付いているとは限りません。ヒートマップツールを使うことで、意思決定においてどこがボトルネックになっているか視覚的に理解することができます。これは入力フォームページだけでなく、サイト全体として導入することがおすすめです。
Ptengineより
・その他のアシスト機能をつける
・残りの入力項目数を表示
・文言の例の表示
・入力漏れや間違いがあるときに入力ボタンを押させなくする
・「フリガナ」を自動入力
またこれらは必ずしも効果的であるとはいえません。例えばフリガナ機能において珍しい苗字などは間違ったフリガナが表示され、かえって工数がかかる場合があります。
時間がない人の為に3行でわかるCVR改善方をお伝えします
☑入力エリアはファーストビュー内にすべて収める
☑フォームにきた瞬間の直帰を改善するには見た目を変えるのが最善の施策
☑離脱しようとした際に思い留まらせるナビゲーションは非常に効果的
結局の所、数値を大きく改善する為には上記の3つが大きく改善する早道となります。
お時間がある人は具体的にどうするの?という詳細をご確認ください。
☑入力エリアはファーストビュー内にすべて収める
ユーザーはどのくらい入力項目があるかとページに訪れた一瞬で判断をしています。入力項目はなるべくファーストビュー内に収めるようにしましょう。
☑直帰を大きく改善するにはフォームの見た目を変えるのが最善の早道
フォームの中で最も発生しやすいのが、項目に触れることもせず離脱をする
直帰です。この直帰を改善する為に、項目の高さや色、幅、位置、文字数などを変更することで大幅な直帰率改善が見込めます。
ではここで実際の事例を見てみましょう。
本サービスを導入したワイジェイFX様では、A/Bテストの第一弾として、入力フォームのファーストビューに記載されている注意文を削除、また「必須マーク」のカラーを訴求力の強いワイジェイFX様のコーポレートカラーに合わせるといった施策を行ってまいりました。
その結果、CV率が5.9ポイント増加という高い成果を出しております。
なお、これらのA/Bテストの施策内容は、ログデータの分析結果や当社のこれまでの改善実績をもとにして立案しております。
☑離脱しようとした際に離脱を思い留まらせるナビゲーションは非常に効果的
このメッセージを表示したユーザは平均30~40%程の割合でページに留まるを選択しているという結果が出ております。
いかがでしょうか?すぐにでも始められる最も数値に影響がでやすい施策となります。
では次に、よくある質問をご紹介します。
よくある質問
▼どのくらい改善する?
弊社でのCVR平均改善率は 6.3% となっております。
▼質問項目が少ないけどそれでもEFOをやる意味がある?
あります。正確にはフォームの入力項目の多い/少ないにはあまり関係はありません。入力項目が少ないからといっても大幅に改善するケースは多々見られますし、逆に質問項目が多いフォームはすごく改善しそうなのにそれほどでもなかったというケースもあります。
▼EFOだけの施策で改善する?
答えはNOです。
あくまでEFOはナビゲーションをする補助機能であり、一番重要なことは細かく数値を分析し、フォームをグロースさせることが大切です。
▼同様のサービスとの違いは?
冒頭でもお伝えした通りですが、EFOの草分けは弊社となります。
ポイントをお伝えすると、
・導入企業数No1(大手企業多数の安心ブランド)
・特許取得
・初期の導入から改善まで一貫したサポート体制
以上が弊社の強みです。
▼こちら側の作業はある?
お客様側で行っていただく作業はタグ貼りのみとなります。
面倒な設定作業などはございません。
弊社のEFOサービス/コンバージョンアップサービス
エントリーフォーム最適化のマストツール
▼FormAssist
https://efo.showcase-tv.com/formassist/
免許証を撮影するだけで簡単入力
▼License Reader
https://efo.showcase-tv.com/license_reader/
◆著者プロフィール
Showcase-Tv 大谷彩子様
2007年 新卒一期生としてShowcase-Tvに入社。
EFOの営業、コンサルタント、女性向けメディア立ち上げを経た後一度Showcase-Tvを退社。
その後レイスグループで楽天や自社ECサイトのECコンサルタントを経験したのち 再びShowcase-TvにJOIN。
現在はSaaS&広告メディア部門の執行役員&事業部長を担当。
【連絡先】
当社の名称 : 株式会社ショーケース・ティービー
連絡先住所 : 〒106-0032 東京都港区六本木 1-9-9 六本木ファーストビル14F
TEL : 03‐5575‐5104
メールアドレス: info@showcase-tv.com
「新規事業を成功させたい!」「商品やサービスを求める人にもっと届けたい」
本気でそう思う方であれば、
ユーザー理解とマーケティング最適化は、必ずお役に立ちます!