広告・PR
アンケートの作り方8つのコツ!答えやすいアンケートを例文つきでチェック!
2023.06.08
アンケートの作り方にはユーザーに回答してもらうため8つのコツがあります。
この記事では回答率を高めるアンケートの作り方について、例文をまじえながら紹介していきます。
合わせて、アンケート作成に便利なツールも紹介するので参考にしてください。
効果的なアンケートを作成してマーケティングに役立てましょう!
<この記事で分かること>
・アンケートの作り方におけるコツとは?
・アンケートを効果的に活用するにはどうすれば良い?
・アンケート作成に便利なツールを知りたい!
・アンケート作成の例文を知りたい!
アンケートの作り方にはコツがある!
アンケートは自社サービスの満足度や自社ブランドの認知度など、ユーザーが当該企業についてどのような意識を持っているかを調査するものです。
アンケートは闇雲に回答を集めれば良いものではなく、明確な目的を持ったものでなければなりません。
効果的なアンケートを実施するにはどうすれば良いのか、アンケートの目的や活用方法について確認していきましょう。
アンケートの目的
アンケートを実施するには明確な目的が必要です。
目的のないアンケートは形式的なものになってしまい、アンケートの効果が薄くなってしまいます。
アンケート実施の目的における例として、以下3点をチェックしましょう。
- 客観的な意見を収集する
- 顧客評価の測定
- 顧客体験の裏付け
客観的な意見を収集する
アンケートを実施することでユーザーによる客観的な意見を収集できます。
企業が自社サービスの満足度を測定するとき、「ユーザーは満足しているはず」と発言しても独りよがりになってしまって証明力は薄いです。
アンケートを収集することで「ユーザーアンケートの回答で満足度が高い」という事実を示すことで客観性の高い事実として証明できます。
アンケートを実施する際には客観的な意見を集めることを1つの目的として意識しましょう。
顧客評価の測定
アンケートを実施することで顧客評価を定量的に測定できます。
アンケートの種類には「定量調査」と「定性調査」があります。
定量調査は数値的に評価することを目的とする調査です。
例えば、ユーザーに対して満足度を点数で調査するものが定量調査です。
Webアンケートや街頭アンケートなど機械的な手段で大量に収集するアンケートが定量調査に向いています。
定性調査では点数では測れない意見について調査するアンケートです。
顧客満足度のように抽象的な設問ではなく、自社サービスへの改善要望など具体的な質問をオープンで問います。
定性調査では顧客独自の視点から新たな案を創出できるというメリットがあります。
顧客体験の裏付け
アンケートを実施することによって顧客体験の裏付けができます。
顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)とはユーザーが企業のサービスに関心を示してから購入および利用に至るまで一連の流れです。
顧客がサービスに対してどんな手段で興味を持ったか、サービスの利用によって満足ができたという一連の流れを裏付けることでサービスの改善を期待できます。
アンケートの効果的な活用方法とは?
アンケートを収集した結果は適切にマーケティング活動に反映する必要があります。
集計効果を分析し、顧客の不満点を洗い出してサービスの品質改善に役立てましょう。
顧客層を分類する
アンケートを収集することで顧客層の分類ができます。
ユーザーの性別、年齢層などユーザーを属性ごとに分類できるため、どんな層のユーザーから支持を受けているのかを確認できるのです。
サービス改善に活用する
アンケートの項目を細分化すればユーザーがどんな項目に不満を持っているのかが把握できます。
例えば、「スタッフの質が悪かった」「〇〇の価格は高すぎる」などサービスの質や価格の決定方法など、顧客がどこに不満を持っているのかをチェックできるのです。
ユーザーから受けたフィードバックを改善し、スタッフの接客改善や価格改定などに繋げましょう。
アンケートを繰り返すことで、改善したサービスがどれだけユーザーに受け入れられるのかを再チェックできます。
アンケートの作り方8つのコツ
アンケートの作り方にはコツがあります。
ここでは、アンケートの作り方に関するコツとして以下8点を確認していきましょう。
- アンケートの目的を示す
- 「はい」か「いいえ」で答えられるようにする
- 想定される回答例を準備する
- 回答するメリットを提示する
- 専門用語を使わない
- 丁度良い長さにする
- 質問の順番を考える
- 自社のCVに繋げる
コツ①:アンケートの目的を示す
アンケートを作成するときに目的を明確にするだけでなく、回答者にもアンケートの目的を示すことを心がけましょう。
何を調査するためにアンケートをするのか、アンケートはどういう用途で使われるのかを示すことでアンケートの目的を示せるのです。
アンケートの目的を示すことで、何のためにアンケートをしているのか共有できます。
コツ②:「はい」か「いいえ」で答えられるようにする
回答者にとってアンケートはなるべく簡潔に答えられることが重要です。
回答内容に幅を持たせてしまうと回答者も答えるのが大変になってしまううえ、設問者も集計が大変になってしまいます。
「はい」か「いいえ」で答えられる設問にすることで設問者と回答者の両方にメリットがあるのです。
コツ③:想定される回答例を準備する
アンケートを作成する場合は回答例を想定しておきましょう。
回答者に回答を一任するのではなく、あらかじめ想定された回答例を示しておくことで回答者も答えやすくなります。
コツ④:回答するメリットを提示する
ユーザーにとってアンケートへ回答するメリットを提示しましょう。
回答者へメリットを提示するためにはインセンティブが有効です。
インセンティブとして使われるのは商品券やポイントが一般的です。
コツ⑤:専門用語を使わない
アンケートを作成する際は専門用語を使わずに誰でもわかる文章を意識しましょう。
企業側は商品名や商品のコンセプトが分かっていることが多いですが、ユーザーは必ずしも商品について詳しいとは限りません。
商品に関する設問を作る場合はユーザーに商品の説明を加えると良いでしょう。
コツ⑥:丁度良い長さにする
アンケートは丁度良い適切な長さにすることが重要です。
アンケートが長すぎると回答者は途中で離脱してしまうかもしれませんし、アンケートが短すぎても十分な結果を得られません。
ユーザーが途中で離脱しないためのアンケート回答時間として、3分から5分という回答時間を意識すると良いでしょう。
コツ⑦:質問の順番を考える
アンケートの設問が複数ある場合、質問の順番を考えることも重要です。
回答者にとって設問のトピックがコロコロ変わってしまうと混乱してしまうかもしれません。
トピックの種類ごとに並び替えて回答者が混乱してしまわないような順番にしましょう。
コツ⑧:自社のCVに繋げる
アンケートはユーザーの意見を収集するだけでなく、自社のCVに繋げることを目指しましょう。
CV(コンバージョン)とはWebサイトにおいて資料請求や商品購入など、ユーザーが具体的な行動を起こすことです。
アンケートに回答してもらうことでユーザーが自発的に商品やサービスに興味を持ってもらうことが期待できます。
アンケートを収集しながらユーザーへ訴求する手段として「アンケートLP」という手法があります。
アンケートLPとはアンケートを通じてユーザーへ商品やサービスを訴求するLP(ランディング・ページ)の一種です。
アンケートへの回答を通じて商品やサービスへ興味を持たせる構造となります。
アンケート作成の例文と7つのポイント
先ほど挙げたアンケート作成のコツを踏まえて具体的なアンケートを作成していきます。
2つの例文とアンケート設問を作成する7つのポイントを確認していきましょう。
回答率を高めるアンケートの例文
例文:「この度は当社の『〇〇』をご購入いただきまして、ありがとうございます。お客様サービスを向上するため、顧客満足度アンケートについてご協力いただけますと幸いです。設問数は4問で、回答時間の目安は3分ほどです。アンケートの結果はサービス向上を目的とした改善策および広報活動に利用させていただく場合があります。回答してくれた方には後ほど当社店舗で利用できるクーポン券を贈呈いたします。」
ポイント①:冒頭に挨拶文を入れる
アンケートは企業と顧客を結ぶ貴重な接点です。
通常のビジネス文書と同じく冒頭に挨拶文を入れることで回答者に丁寧な印象を与えられるでしょう。
ポイント②:何のアンケートであるかを明示する
アンケートの文章には何のアンケートであるかを明示しましょう。
例文では「顧客満足アンケートについて」調査していると明記しています。
また、回答したアンケートの使用目的を明示することも重要です。
回答者にとっては何のアンケートであるかを示されることで、アンケートがどのように活用されるのか想像できるでしょう。
ポイント③:回答者にとってのメリットを提示する
アンケートは企業側が顧客に回答を頼むものですが、回答者にとってのメリットも提示するべきです。
回答率を高めるためにインセンティブを利用する場合はその内容を明示しておくと回答率が高まるでしょう。
ポイント④:回答時間の目安を提示する
回答率を高めるためにはアンケートの一文に回答時間の目安を提示しておきましょう。
すぐに回答が終わることを具体的な時間で示すことで、ユーザーにとっても気軽に答えやすい環境を準備できます。
アンケート効果を高めるアンケート設問の例文
例文:「当社は『〇〇』というサービスを提供しています。本サービスの満足度について点数をつけるとしたら何点をつけますか?具体的な点数をつけてください。
1:非常に不満だ
2:どちらかというと不満だ
3:不満でも満足でもない
4:どちらかというと満足だ
5:非常に満足だ」
ポイント⑤:回答に幅を持たせない
アンケートは回答に幅を持たせないことが重要です。
「はいかいいえで答える」「想定された回答を準備する」という話にも繋がりますが、回答の幅を持たせてしまうと答えに窮してしまうことがあります。
スムーズに回答できるよう、アンケート内容は限定された問答が望ましいでしょう。
ポイント⑥:質問は具体的にする
質問は具体的に設定しましょう。
「〇〇についてどう思いますか?」のように抽象的な設問だとサービスに関心のないユーザーは答えづらいものです。
「〇〇のサービス品質について満足していますか?」といった具体的な項目にすることで回答率を高められるでしょう。
ポイント⑦:質問の意図を明示する
設問を作る際は質問の意図を明示しましょう。
「サービス品質を高めるため」といったようにアンケートの意図や目的を明確にすることでユーザー側も回答する意図を意識しやすくなります。
アンケート作成に便利なツール
アンケートを作成するにはエクセルやGoogleフォームを使ったアンケート作成が便利です。
これらのツールは基本的に無料で使える手軽さのうえ、集計しやすい点もおすすめとなっています。
エクセルでアンケート作成
エクセルやスプレッドシートなどの表計算ソフトを使ってアンケート作成可能です。
表計算ソフトを活用すればチェックボックスによって選択形式の設問を用意できます。
集計したアンケートを分析する際にも役立つでしょう。
Googleフォームでアンケート作成
エクセルは安価で使えるアンケート作成方法ですが、設問の作成方法や関数による集計に特別なスキルが必要です。
気軽にアンケートを作成したいならGoogleフォーム(Google Forms)が便利です。
Googleフォームは特別なスキルがなくても気軽にアンケートが作成できます。
また、回答データを自動で集計してくれるため詳細な分析を自動でチェック可能です。
外部リンク:Google Forms
効果的なアンケートを作成しよう!
アンケートを効果的に回収することでビジネスに役立てられます。
アンケートを作成するときは明確な目的を持って効率的かつ回答率を高めることが重要です。
アンケートの設問を作成する時は、ユーザー目線で分かりやすく答えやすい設問であることを意識しましょう。
アンケートの回答率を高めるためには今回紹介したアンケートの作り方についてのコツを活用してください。
- アンケートの目的を示す
- 「はい」か「いいえ」で答えられるようにする
- 想定される回答例を準備する
- 回答するメリットを提示する
- 専門用語を使わない
- 丁度良い長さにする
- 質問の順番を考える
- 自社のCVに繋げる
アンケートを作成する際はGoogleフォームなどのツールを利用することがおすすめです。
アンケートを効果的に活用して顧客とコミュニケーションを図り、サービス改善に役立てましょう。