デザイン・施策
ネットリサーチの質は大丈夫?アンケートサイト・アプリの仕組みと裏側について教えます!
2019.06.14
アンケートに協力してくれるユーザーが登録されています。、その人達にアンケートとして質問を配信して答えてもらい、調査をします。
WEBアンケートが主流ですが、電話や訪問なども有り、対面のインタビュー調査やオンラインでのユーザーテストの実施も可能です。
しかし、ポイントサイトユーザーは不安、なんて声も……
そこで今回は、アンケートサイト・アプリの仕組みと裏側について教えちゃいます!
アンケート回答者のプール・集め方
どうやって会員をあつめているのか?
アンケートに答えるには手間がいるので、アンケートに答えるとポイントを貰えるような仕組みが必要です。 「アンケート お小遣い 稼ぐ」などで検索するとアンケートの解答で1問10円程度のアマゾンギフトと交換できるアンケートサイトが出てきます。
このように、隙間時間を活用して、アンケートでポイントを貯めて、現金やギフト券に交換できるという仕組みになっています。
主婦や学生など、時間がある人片手間で、お小遣いが欲しい場合に、登録するという印象が強いかもしれません。確かに、そのような属性の回答ユーザー・モニターが多い傾向ではありますが、時間を有効活用したい・思考の整理をしたい というビジネスマンの登録も意外と多いのです。100万人以上など、大規模にユーザーを保持している企業であれば、全世代のユーザーを十分に確保しています。
こちらは、アンケートサイトのターゲットや規模によって異なる為、自分たちのサービスのターゲットユーザーに、必要な数リーチできるのか、事前によく確認する必要があります。
不正回答に注意!良質な回答者を集める方法
回答者にいい加減に答えられてしまうと、リサーチが成り立たなくなるため、不正回答ユーザーを排除する仕組みが必要です。重複・不正回答を排除する仕組みを導入していたり、トラップ設問を入れるなど、不正な回答を見分けて、排除することも必要です。
大規模にユーザーを抱えているような企業であれば、最低限のユーザー管理は行っていますが、正直、システムで排除しきれない部分はありそうです。重要な意思決定に使う場合は、不正ユーザーを限りなくゼロにしたいですが、トラップ設問の作成・入れ方など、ノウハウが必要なので、そういった観点も配慮してくれるリサーチャーが補助してくれるサービスや会社を選ぶことをお勧めします。
アンケートサイト・運営企業の選定の条件
以下のような条件で回答者を募集できるかどうかが選び方のポイントです。
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- ユーザー規約によるモニター守秘義務の徹底管理
モニターであることをSNSや口コミで第三者に絶対に明かさないことを、「必ず同意できる」参加時に応諾いただいたユーザーのみに限定
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- 不正・トラブルリスクのあるユーザーの排除
過去のアンケートのから、トラブルリスクのありそうなモニタを定期的にピックアップし、参加対象から排除
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- リサーチレギュレーションに沿った運用
高評価のコメントやレビューを依頼するのではなく、商品やサービスを良いと思ってもらえたユーザーに任意での自由なレビューを依頼することで、自然な口コミやコメントが増やしつつも、想定外の影響のリスクを抑えることができます。
質問の形式
質問も、動画を見せたあとに回答するなどの複雑な質問は出来ない調査サイトが多いです。よくある2択形式や数問に限られたアンケートで、しっかりとユーザ課題や検討施策の検証をするのは無理があります。出来たとしてもかなりの工夫やリサーチノウハウがいると思います。
費用が高くなる質問の形式の例
- 動画をシステム内で見させ、数秒経過したらスキップボタンを出す
- 商品を選択するメニューをコンビの棚のような絵にして商品を選ばせる。
アンケート業者比較
会員プールだけをやる会社そのプールから人を借りて調査だけをする会社その両方ともやる会社もあります。しかし、標本数(回答してくれる人の数)と質問数で料金が決まる業者ばかりで、それに意味があったのかを製品のインストール数などの数字で計測可能な成果に対して課金する成果報酬型の業者は「まーけっち」以外にありません。詳しい資料はこちら。