リサーチ
【BtoBマーケティング】 大企業の決済担当1000人にリサーチ課題と有効なメディアとは?
2020.02.02
BtoB(法人)の集客や提案は施策も限られ難易度が高いといわれています。
特に大企業へのマーケティング・プロモーションは年々ハードルを増しています。
そこで、BtoB(法人)向けプロモーションに役立つ、企業担当者の課題や、情報収集源について明らかにすべく、全国の大企業(※従業員1000人以上の企業に在籍経験)の方1000名にアンケートを実施いたしました。
◆BtoBマーケティングで欠かせないポイント① 大企業担当者が興味を持っている課題は・・?
BtoB(法人)向けプロモーションの前提となる、企業担当者の課題についてのアンケート結果はこちらです。
※データが小さく、選択肢が見にくく申し訳ございません。
年代や決済金額別など、詳細データご希望の場合はお問い合わせください。
Q1a 意思決定に関わっており、興味がある業務・テーマ (すべて)
【Q1】あなたが意思決定に関わっており、ご興味がある業務・テーマについて当てはまるものと最もあてはまるものを教えてください。[あてはまるもの]
ダントツの1位が「経営企画」(12.8%)、ついで「マーケティング」(11.1%)「人材育成(研修)」(9.5%)「新規事業」(9.4%)の順で高い結果となりました。
◆BtoBマーケティングで欠かせないポイント➁ 年間500万円以上の決済権を持つ担当者が興味を持っている課題は・・?
中でも、年間500万円以上の予算を持つ担当者に絞った結果がこちらです。
Q1b 意思決定に関わっており、興味がある業務・テーマ (すべて)※予算500万以上担当者のみ
【Q1】あなたが意思決定に関わっており、ご興味がある業務・テーマについて当てはまるものと最もあてはまるものを教えてください。[あてはまるもの]
「人材育成(研修)」(47.1%)が最も高く、次いで「マーケティング」(44.8%)「経営企画」(40.2%)「人材採用(確保)」(40.2%)「新規事業」(39.1%)の順となりました。
予算を預かる担当者は、全般的に興味・課題意識が高く、より人材面への課題が高いといえそうです。
実際の企業担当者の声 抜粋
併せて自由記述で詳しく課題感を聴取しました。
ほんの一例ですが、抜粋しました。※BtoBマーケティングこそ、個別の顧客の行動や意見を追って仮説検証をすることが重要です。必要なKPIと課題・改善案が追えるよう、営業担当からのヒアリングや顧客アンケートを行うことはとても重要ですが、十分な調査の設計で実施や活用をできている企業は意外と少ないです。
Q2 事業課題についての詳しい意見
●男性 35歳~39歳 神奈川県 会社員(事務系)
One to one マーケティング、ストリーミングエンジン、顔認証 など最新のマーケティングやITの技術に関心があります。
カンファレンスにいっても営業ばかりで疲れてしまうので・・・
●男性 60歳以上 東京都 製造業
自身の課題としても、動態把握としても、世代別のニーズの把握がしたく、
特に高齢化や人口減少などこれからの社会変化にあった事業創出の方法やヒントが知りたいです。
●女性 50歳~54歳 埼玉県 印刷業
顧客の事業理解、採用課題把握が意外とできていないことが課題です。
◆BtoBマーケティングで欠かせないポイント③ 大企業の予算振り分け額
実際に予算の振り分けを見てみましょう。
Q3 企業取り組み・施策ごとの予算配分
Q3上記でご回答になった課題の解決の為に、年間で活用できる予算の上限としてあてはまるものを教えてください。
やはり、1000万円以上の予算をかけている担当者が30%以上の取り組みは、人材獲得、新規事業、マーケティング、顧客獲得 となっていました。
◆BtoBマーケティングで欠かせないポイント④ 大企担当者向けプロモーション手法で有効なのは?
では実際にどのように、課題解決の提案や自社サービスについて情報提供するのが有効なのでしょうか。
Q4b 企業取り組み・施策ごとの予算配分
Q4 普段、情報収集元になるメディア・イベントについてあてはまるものを教えてください。(お仕事関連以外も含めて)
「インターネット検索」(64.4%)が最も高く、次いで「テレビやラジオ」(38.9%)「企業の公式WEBサイト・メディア」(37.2%)「YouTube」(36.4%)「雑誌・本」(28.1%)の順でした。
「YouTube」が高いのが意外かもしれませんが、大企業の偉い人でも普通に見るメディアになったということでしょう。
◆BtoBマーケティングで欠かせないポイント⑤ 予算決済権を持つ担当者に効果的にリーチするには・・?
Q4b 企業取り組み・施策ごとの予算配分
Q4 普段、情報収集元になるメディア・イベントについてあてはまるものを教えてください。(お仕事関連以外も含めて)
「インターネット検索」(62.1%)が最も高く、次いで「企業の公式WEBサイト・メディア」(58.6%)「YouTube」(51.7%)「セミナー・勉強会」(49.4%)「Facebook」(48.3%)の順となりました。全般的に情報収取に積極的で、「セミナー・勉強会」が、一般の担当者よりも高いのが特徴的といえそうです。
業種別、年代別など、詳細の情報は是非、株式会社まーけっちまで、お問い合わせください。
調査概要
調査タイトル 企業の課題に関するアンケート
調査目的 企業担当者の課題・情報接触について明らかにする
調査対象 従業員1000人以上の企業に在籍経験のある担当者
サンプル数 1053サンプル
調査手法 ネットリサーチ
調査エリア 全国
調査実施日 2020年1月
実施主体 株式会社まーけっち
◆無料で戦略×人材の最適化 800万ユーザーを活用したアンケート プロモーションで成功確度を上げるには?
私達、株式会社まーけっちは、事業の成功に根差した、リサーチ・マーケティング支援を追及しています。
費用や人材のコストがネックで、適切な戦略をひくための情報整理が出来ていないケースが非常に多く、機会損失を引き起こしています。
無償や自社でできる簡単なことから始める、プロモーションと併せてリサーチをおこなうなど、出来る範囲で、コストをかけずに適切なリサーチ・マーケティングを行うことは可能です。手法や戦略にご興味があるという方はお気軽にご相談下さい。
また、リサーチ・マーケティング・ライティング・開発/デザインを手伝ってくれる仲間を随時募集しています。興味があるという方はお気軽にメッセージ・お問い合わせください。
・お問い合わせはこちら
・資料の無料DLはこちら
◆著者プロフィール
株式会社まーけっち 代表取締役社長 山中思温
マーケティングリサーチのシステムとデータの提案営業を経験後、 最年少で事業部を立ち上げ、
アンケートアプリの、若年層国内ナンバーワンを達成。
リサーチの重要性と併せて、コストや施策への活用の課題を痛感し、中小・スタートアップでも
リサーチやマーケティング施策の最適化をより手軽に利用できるようにする為、
リサーチ×マーケティング支援事業の”株式会社まーけっち”を創業。
副業・フリーランスのご相談もお待ちしています。
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