Webアンケートの謝礼相場とは?種類ごとに異なる謝礼を解説

webアンケート 謝礼 相場

Webアンケートを実施する際には謝礼を設定し、回答数を高める方法が有効です
回答数を高めることでアンケートの信頼性が高まるほか、顧客からの関心を高められるメリットがあります。

 

この記事ではWebアンケートにおける謝礼相場や謝礼として設定するべきポイントについて解説します。 
合わせて、Webアンケートを成功させるための方法を解説するので、Webアンケートを実施する際の参考にしてください。

 

謝礼を設定する際は景品表示法や個人情報保護法などの法律に注意しましょう。
謝礼や報酬を活用してWebアンケートを成功させてください。

 

Webアンケートには謝礼を支払う目的とは?

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Webアンケートはインターネットを介してユーザーや消費者に対して実施するアンケートです。
インターネットでアンケートを行うため、気軽に調査を行えるため多くのユーザーから回答を得られやすいメリットがあります。

 

Webアンケートを行う際は謝礼を設定することが有効です。
アンケートに回答してもらった見返り(謝礼・報酬)として、現金やポイントを付すことで多くのユーザーがアンケートに関心を持ってくれるでしょう。
Webアンケートに謝礼を設定する目的は以下が挙げられます。

  • アンケートの回答数を増やす
  • アンケートの信頼性を高める
  • サービスへの関心を高められる

 

アンケートの回答数を増やす

Webアンケートに謝礼を設定するべき理由として、アンケートの回答数を増やすことが挙げられます。

アンケートに謝礼を設定することでユーザーからサービスへの関心を高められます。

 

アンケートに回答するユーザーは自分の時間を割いてアンケートへ回答してくれます。
そのため、無報酬のアンケートよりも報酬のあるアンケートを選ぶものです。

また、報酬を設定することでユーザーに「アンケートに答えよう」という動機が生まれます。

 

アンケートの信頼性を高める

Webアンケートに報酬を実施することでアンケートの信頼性を高められます

 

アンケートなどの統計においては回答数(サンプル)が多いほど信頼性が高いデータとなります。
そのため、報酬を設定することで回答数が多くなり、信頼性の高い統計を取ることが可能です。

 

サービスへの関心を高められる

アンケートに報酬を設定することでユーザーからサービスへの関心を高められます

 

アンケートの項目に商品やサービスの詳細な項目を設定することで、ユーザーが知らなかった情報を与えられます。
ユーザーが感じている商品への満足あるいは不満を引き起こすことにも繋がるため、次回に再購入するきっかけにも繋がるでしょう。

 

Webアンケートの謝礼相場はいくら?

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Webアンケートに報酬を設定する場合、どれぐらいの金額を設定するべきでしょうか。

 

金銭的報酬を設定する場合、金銭的報酬は1円から数万円など幅広いです。
また、金銭的報酬以外にもポイントカードやQUOカードなど非金銭的報酬を設定する場合もあります。

 

ここでは、Webアンケートにおける報酬の相場や事例を確認しましょう。

 

金銭的報酬

金銭的報酬を設定する場合、Webアンケートの謝礼相場は1円~数万円が相場となります。

「回答者全員に報酬を与える」ケースと「回答者から抽選で報酬を与える」ケースに分けられます。

 

金銭以外の報酬

金銭以外の報酬として、ポイントカードやQUOカードなどを配布するサービスがあります。

お店やショッピングサイトで使えるポイントを配布することでリピーターを獲得するきっかけを創出できるでしょう。

 

Webアンケート以外のアンケート報酬の相場

Webアンケートは効率よくアンケートを集められる方法です。

一方、Webアンケート以外に特定のユーザー向けインタビューする場合、量よりも質の高いアンケートが可能です。

特定のインタビューをする場合はユーザーにとっても大きな誘因が必要で、Webアンケートよりも高額な報酬が設定される場合があります。

 

集団アンケート

集団アンケートは特定の会場などに集まってアンケートを取る方法です。

Webアンケートと違って特定のターゲットを想定してアンケートを取るため、精度の高い回答を期待できます。
集団アンケートを実施する場合、回答者を誘因するために高額な報酬を設定することが多いです。
また、アンケートをとるための場所代を確保する費用がかかります。

 

個別インタビュー

不特定多数のユーザーを対象とするWebアンケートのほかに、個別インタビューによって特定のユーザーにアンケートを取る方法もあります。
個別インタビューにおいては精度の高い回答を得るため、通常のWebアンケートよりも高額な報酬を設定することが多いです。

 

Webアンケートを成功させる報酬設定のポイント

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Webアンケートの報酬を設定するポイントとして、以下をチェックしましょう。

  • ターゲット層に合った謝礼を選ぶ
  • 報酬内容や条件を明らかにする

 

ターゲット層に合った謝礼を選ぶ

Webアンケートの報酬を設定する際は、ターゲット層に合った謝礼を選びましょう。
想定しているターゲット層が貰って喜ぶものを設定します。
例えば、子育て中の夫婦をターゲット層に設定する場合、子育てグッズを設定することはターゲット層に合った報酬です。

 

現金やギフトカードなど、用途が広いものは失敗のリスクが少ない報酬といえるでしょう。

 

報酬内容や条件を明らかにする

Webアンケートを設定する際は、事前に報酬内容や報酬を得るための条件を明らかにしておきましょう

後になってから報酬の設定額や条件が違うとなってしまうと、ユーザーからの心証が悪くなってしまい、顧客離れの原因になってしまいかねません。
アンケートに回答してもらう前の前文として、報酬の額や条件を明確に示しておきましょう。

 

Webアンケートの報酬を設定する際の注意点

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Webアンケートを実施する際は景品表示法による規制や個人情報の取り扱いに注意しなければなりません。

過度に報酬額を設定することは景品表示法の規制に抵触してしまうため、報酬額を設定する際に注意が必要です。

 

景品表示法の規制に注意する

景品表示法の規制に触れないように注意しましょう。
景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)とは消費者を守るために、商品やサービスの品質・内容・価格等を偽って表示を行うことを規制する法律です。

 

Webアンケートで懸賞をする場合、「一般懸賞」による規制を防ぐ必要があります。
一般懸賞とは商品・サービスの利用者に対し、くじ等の偶然性、特定行為の優劣等によって景品類を提供することです。

 

景品表示法では懸賞による取引価額について、以下の通り規制を設けています。
例えば、懸賞による取引価額が2,000円の場合、景品類の限度額は4万円(2,000円の20倍)以内に抑えなければなりません。
この規制は、課題は懸賞額を設定してユーザーを過度に誘引しないことが目的です。

 

懸賞による取引価額 景品類の限度額 総額
5,000円未満 取引価額の20倍 懸賞に係る売上予定総額の2%
5,000円以上 10万円 懸賞に係る売上予定総額の2%

(参考:景品規制の概要|消費者庁

 

個人情報の流出に注意する

Webアンケートでは顧客の氏名や住所など、重要な個人情報を預かることになります。
アンケートで収集した個人情報を取り扱う際は、個人情報の流出に注意しましょう。

 

万が一、個人情報を流出してしまった場合は顧客からの信用を失ってしまうことに繋がってしまいかねません。
アンケートの導入文などに「個人情報に関する文面」を表示しておくことで、回答者に安心感を与えられるでしょう。

 

Webアンケートを成功させる方法

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成功するWebアンケートを準備するためのポイントとして、以下を押さえておきましょう。

  • アンケートの目的やターゲットを明確にする
  • 仮説を構築しておく
  • 外部のリサーチ会社を利用する

 

アンケートの目的やターゲットを明確にする

アンケートを実施する際は、アンケートの目的やターゲットを明確にしておきましょう
目的を明らかにしておくことで、目的に沿ったアンケートを実施できます。
例えば、アンケートの目的が「顧客満足度を知ること」であれば、顧客満足度に関するアンケート項目を用意すると良いでしょう。

 

仮説を構築しておく

Webアンケートを実施する場合、仮説を構築しておくと良いでしょう。
企業が想定する回答を準備しておけば、仮設に基づいてアンケート項目を逆算しながら作成できます。
例えば、「ユーザーがAというサービスに満足しているが、Bというサービスには満足していない」という仮説を立てるとしましょう。
この場合、AやBという項目ごとに満足度を調査することで仮説を立証できます。

 

外部のリサーチ会社を利用する

Webアンケートは専門の統計知識やマーケティング知識が必要です。
外部のリサーチ会社を利用することで、効率の高いWebアンケートを実施できるでしょう。

 

①マクロミル

株式会社マクロミルは東京都港区の調査会社です。
データネイティブな発想でクライアントのマーケティング課題を解決します。
生活者を取り巻くデータの収集・分析を行い、マーケティングや経営の意思決定に役立てられます。

 

社名 株式会社マクロミル(英文社名:Macromill, Inc.)
所在地 本社
〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 11F
(代表)TEL:03-6716-0700 FAX:03-6716-0701
関西支店
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル 9F
(代表)TEL:06-6133-3770 FAX:06-6133-3771
設立年月日 2000年1月31日
資本金 1,090百万円(2022年6月時点)
連結売上収益 49,810百万円(2022年6月期)
上場証券取引所 東京証券取引所プライム市場(証券コード:3978)
従業員数 ※2022年6月末時点

連結:2,962名
単体:1,185名

事業内容 マーケティングリサーチ事業
グローバルリサーチ事業
デジタルマーケティングリサーチ事業
データベース事業
セルフ型リサーチASP事業
データ利活用支援(コンサルティング)事業
マーケティング施策支援事業
ライフサイエンス事業
取引先 広告代理店/コンサルティングファーム/シンクタンク/調査機関/
マスコミ/メーカ(自動車・食品・飲料・化粧品・家庭用品・
医薬品・アパレル・電気機器・IT関連)/
サービス(流通・金融・通信・外食・レジャー)/官公庁 ほか

企業URL https://www.macromill.com/

 

②インテージ

株式会社インテージは東京都千代田区の調査会社です。
マーケティングリサーチ国内No.1の実績を有しており、高品質のインターネット調査を低コストかつスピーディーに実施します。

 

社名 株式会社インテージ
英文社名:INTAGE Inc.
代表者 代表取締役社長 檜垣 歩(ひがき あゆみ)
従業員数 1,170人(2022年6月末時点)
事業概要 マーケティング・リサーチ、データ解析、デジタルマーケティングなどにより、
生活者と顧客企業をつなぎ、マーケティング活動を支援。
所在地 〒101-8201 東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
企業URL https://www.intage.co.jp/

 

③楽天インサイト

楽天インサイト(旧:楽天リサーチ)は楽天市場などを運営している楽天グループのリサーチ会社です。
EC市場や金融事業など多くの事業を運営している楽天グループのノウハウを活かし、広範なネットワークからリサーチを実施します。

業界最大規模となる約220万人のパネルを有しており、楽天グループが有している行動ログデータを分析したリサーチで企業を支援します。

 

会社名 楽天インサイト株式会社(Rakuten Insight, Inc.)
設立 2000年2月15日
代表者 代表取締役社長 渡邉 秀文
事業内容 マーケティングリサーチ事業
所在地 〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス
大阪支社 〒530-0005 大阪市北区中之島3丁目2番18号 住友中之島ビル
参加団体 一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
ヨーロッパ・マーケティング世論調査協会(ESOMAR) ※個人資格
株主 楽天グループ株式会社(100%)
関連会社 楽天インサイト・グローバル株式会社
企業URL https://insight.rakuten.co.jp/

 

謝礼や報酬を活用してWebアンケートを成功させよう!

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Webアンケートに報酬を設定することで、ユーザーからの回答数を増やせるほか、サービスへの信頼を高めるといったメリットがあります。
Webアンケートの報酬を設定する場合はターゲット層に合った報酬であること、報酬内容や条件を事前に明らかにすることを心がけましょう。

Webアンケートを実施する際は外部のリサーチ会社を活用することがおすすめです。
専門の調査ノウハウを活用しながら、マーケティングや経営意思決定に関するアンケートを実施しましょう。

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