WEBサイト製作に不可欠なストーリー戦略手順とフレームワーク【実践編】

貴社の商品やサービスの想いや強みが
ユーザーに明確に伝わる形に具現化出来ていないと、売れるものも売れません。
ストーリーテーリングが今最も必要な要点です。こちらの記事で、ストーリー戦略が必要な理由と考え方について解説しました。

今回はストーリー戦略の立て方の実践について、実際に活用するフレームワークを用いて解説します!!

WEEK1 ストーリーテリング 腕試しフェーズ

ストーリー戦略策定ステップ① 大枠のストーリーを書いてみる

まずは、大枠のストーリーを書き出してみましょう。

 

取り組みの背景・想い:

※できるだけ、具体的に。独自性があると良い

 

②きっかけ:(想いのきっかけや、裏側にあった出来事)

※誰かの痛みや感情がわかるエピソードがあると良い

 

③ターゲット: (価値提供したい人)

※想いや課題、その解決行動(情報探索の度合いや手法)も含めて

 

問題: (③の人たちのネガティブな事象)

 

⑤原因: (④の問題の根本的原因)

課題と重要度: (⑤のなかで、解決したい課題とその重要度※どんな解決行動や情報探索してるか)

⑦未来: (⑥の解決によって実現させたい状態)

⑧実現の根拠: (⑦ができる理由 他サービスと比較した差別化ポイント、優位性などの補足根拠)

 

WEEK2 ストーリーテリング ターゲットと提供価値固めフェーズ

ストーリー戦略策定ステップ② ターゲットのペルソナを明確化する

ストーリー戦略策定ステップ①で言語化した顧客のペルソナを具体的にしましょう。
ここでのストーリー・ツールについては情報収集やメディア接触についてを含め、作成するサイトやデザインの立ち位置や役割との整合性が取れるようにしましょう。

必要に応じて顧客調査・アンケート(ヒアリングを)を


ストーリー戦略を「誰に」とどけるか、とどけなくてよいか、とどけなたくないのか、は大変重要です。 下記の点は是非明確にし、実際の根拠がなければ 顧客やユーザーのヒアリング/アンケートを行いましょう。


■属性
・属性(住んでいる場所、年齢、性別、職業、年収)
・可処分所得
 
■課題度合い
・課題(何にどれくらい痛みを感じているか)
・課題の顕在度合い(同じ価値のものの情報を自ら探しているか)
 
■チャネル
・情報探索経路(同じ価値のものの情報をなにで探しているか)
・普段見ている媒体
・所属コミュニティ、口コミ有無

 

ストーリー戦略策定ステップ③ ターゲットへの提供価値を洗い出す

例:付箋などで色分けし、提供価値のアイディアを洗い出し、カテゴリごとに分類。その後にインサイトを見出して追記する。

 

 

WEEK3 ストーリーテリング 社会的意義・課題解決方向性固めフェーズ

ストーリー戦略策定ステップ SWOT分析

ストーリー戦略策定ステップ①で言語化した顧客とサービスの場合でのSWOT(弱み・強み)を整理しましょう。

 

 

 ①市場の機会 (強み:チャンス、好ポイントの傾向)

 ②市場の脅威 (弱み:脅威、マイナス影響の傾向)

 ③内部の機会 (自社の強み)

 ④内部の脅威 (自社の弱み)

 

ストーリー戦略策定ステップ⑤ 解決すべき社会問題とフォーカス選定

視点を、社会問題や社会課題にまで広げて解決すべき課題を明確にしましょう。
また、なぜそれが問題なのか、の問いを繰り返し、根本の課題と、自分たちのサービスがフォーカスする課題をきめましょう。

 

挙げた社会問題について、なぜ問題なのかの問いを繰り返し、フォーカスを決める

 

 

WEEK4 社会への提供価値 言語化フェーズ

ストーリー戦略策定ステップ⑥ミッション・ビジョン・バリューの定義

今までの整理を踏まえて、ミッション・ビジョン・バリュー を決めます。
コンセプト・コアメッセージは後でも構いません。

 

 

WEEK5 コアメッセージ洗い出しと選定 フェーズ

ストーリー戦略策定ステップ⑦ コアメッセージの洗い出しと評価

 

コアメッセージを洗い出し、また評価観点を決めて評価し、最後の1文を決めましょう。

 

※コアメッセージ/コピーライティング評価基準例

[評価観点①]
コアメッセージとの整合性

[評価観点②]
独自性/
差別化/
オリジナリティ

 

[評価観点③]
短くても伝わること
(1~2行)

[評価観点④]
覚えやすさ(記憶に残る)

[評価観点⑤]
具体性

 

ストーリー戦略策定ステップ⑧ 顧客ストーリー(事例)の言語化

そのメッセージにあった事例を選定・言語化して完成です。

チックすべき項目は下記です。

ストーリー戦略 ミッション・ビジョン・バリュー評価観点

・ひとことで、わかりやすいか
・ターゲットの痛みや課題に本当に刺さるメッセージになっているか
・巻き込むべき人を巻き込める規模や視座となっているか。

想いを込めて作成したメッセージとストーリーは、必ず、WEBサイトの必ず目に入る導線に入れましょう。

◆代表プロフィール



株式会社まーけっち 代表取締役社長 山中思温

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マーケティングリサーチのプラットフォームの企業で、 最年少で事業部を立ち上げ、広告予算ほぼゼロで、国内トップの実績を達成。


中小・スタートアップ企業のマーケティングに関する構造的課題を痛感し、それを解決するため、株式会社まーけっちを創業。大手企業・国家機関・スタートアップなど100社以上の戦略支援を行い、コミットと売り上げ貢献成果に定評がある。上智大学外国語学部卒。




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